11/18『ほぼ100分の北野勇作』でした(後半) | 非・劇的な日常

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朗読公演ユニット「本読みの時間」主宰・甲斐祐子です。公演情報は、https://lit.link/honyominojikan にまとめて記載しています。こちらは終演報告がメインかもです。ご了承下さい。

引き続き、
「本読みの時間」presents『ほぼ100分の北野勇作』後半のお話です。

四人目:魔人ハンターミツルギ(超人予備校)
【好きそうなもの】

四足歩行動物の二足歩行、酒盛り、演芸全般、スヌーピー、斜め上からの切り口、あかねさん、パスタではなくスパゲティ、岡本太郎、音楽、手足、ピンク、佐々木マキ、寓話的なもの


この「好きそうなもの」にプロレス入れるの忘れてました。
後、写真撮影も好きそう。

事前にミツルギさんが付箋をつけてた読みたい #ほぼ100 の数が凄く多くて北野作品との相性を感じました。笑
ミツルギさんらしいストレートプレイで、なんとも言えない哀愁とおかしみがありました。


五人目:西川さやか(月曜劇団)
好きそうなもの】

合間にあるもの、月曜劇団、犬派、ウクレレ、ちょっと外れた音程、泡の立つ飲み物、ココア、姪っ子、カリンバ、太古の生き物、焼き魚、茜空、大西洋、ボードゲーム、アンティークワンピースと野球帽的な組み合わせ、水の近く


関西小劇場で1、2を争う真面目さと1、2を争う不思議発想の持主(と勝手に思ってる)だけに、出だしのしっとり感からのペッパーくんワールドには、役者・西川さやか初体験のお客様は度肝を抜かれた模様。

いや、さすがでした。
本番写真の数も他の出演者さんの3倍でしたよ。笑

さやかちゃんの写真。
コレ揚げたら怒られるかなぁ、、と思いつつ、SNSであげて怒られなかったので。
演り切ってるさやかちゃんの美しさが全開の、大好き写真です。
#ほぼ100 と月曜劇団の素晴らしいコラボを見せてもらいました。

六人目:菱田盛之(マンガタリ編集部)
好きそうなもの】

漫画。アニメ、宇宙戦艦ヤマト、ヤマト、ヤマト! 神谷明、みんなでご飯、オレンジ色、広川太一郎、変わったお茶、仕事、姪っ子、ワンコ、理論構築、フランス映画、野球というか阪神、お買い物、割と最新なグッズ


ありとあらゆる #ほぼ100 ワールドが展開された後の大トリでしたが、小細工なしのストレートプレイで沸かせて頂きました。
それ、面白いけど、ココで読んじゃうんだ?!なセレクトも流石でした。笑

ワイルドバンチでの暗闇朗読隊の直前が菱田さん、というのも、ある意味感慨深いなぁ、とか。

さあ、6人の出演者による『ほぼ100字の小説』が読み終わりました。
今回の出演者は、ナレーターと脚本・演出も手掛ける役者。
言葉と言葉の連なりに携わる人ばかりでした。
想像以上に面白かった。

そして、いよいよ、暗闇朗読隊です。


コレはもう、体験して!としかいいようがない。

セッション。
言葉と音と物語と空間とリズムと北野さんと田中さんのその時その場で生み出される極上のジャズセッションのような朗読ライブ。



今回も笑った〜!
そして、かっこよかったです!

終演のご挨拶。

当日(11/18)お誕生日の武田操美さん。
北野さんが、ほぼ100のお誕生日話を読んでくれてのサプライズ!





全てが終了して、全員での「ありがとうございました」で、ホントにホントのほぼ100分。

くじ引きも、内容も、全てが奇跡のようなイベントでした。
関西小劇場には、ヘンテコで愛すべき生き物(人物)が沢山いるなぁ、と改めて思いました。笑

ご来場の皆様、ありがとうございました。

携わってくださった皆さん。
本当にありがとう!


このイベントをワイルドバンチで演れたってことが、個人的にはとても意味がありました。

私は、昔のワイルドバンチで、初めて暗闇朗読隊のライブを見てて(その時、菱田さんは初めてマンガタリを演ってて)、昨年リスタートしたワイルドバンチの店長が奇しくも知り合いの森田くんで〜というご縁。

人生は面白いなぁ。


そして、

北野勇作さんの『ほぼ100字の小説』は面白い!