遅ればせながら、
11/18(月)「本読みの時間」presents
『ほぼ100分の北野勇作』
終演致しました。
満員御礼!
ご来場の皆様、ホントにありがとうございました。
それだけ、と言いましたが、それだけにかなり贅沢でレアなイベントでした。
出演者は、3〜5分の持ち時間を自由に「ほぼ100」作品の朗読で使って下さい、というオーダーのみで、当日を迎えています。
作品被りもまた一興、ということで、当日本番まで、ホントに誰が何を読むのか、本人以外は誰も知らない状況でした。
「楽屋で〜」については、4つの話のどれを読むか、事前に私からキャスティングされていましたが、全員での合わせは、ミーティング時と当日の二回のみ。
そして、当日。
満席のお客様を前に、私(甲斐)の前説から出演者呼び込みの後、ガチのくじ引きで出演順決めました。
(くじ引き中)
出演順も決まって、いよいよスタート。
タイトルコールの「北野勇作〜」部分は全員で!\(^-^)/
(ほぼ100分の〜北野勇作〜!!)その後、ツアーガイド的に私(甲斐)が読んだ ほぼ100 一編(20秒)の後に、北野さんから正式?ガイドとして、前書きの「この世界の歩き方」を朗読して貰いました。
北野勇作ほぼ100分の世界へ出発です。
本当は「ほぼ100字の出演者紹介」というものを入れたかったのですが、それぞれの出演者に対する私の愛が溢れ過ぎて100字ではまとめられなかったので、各人の好きそうなものを羅列して紹介しました。
あくまで、好きそうなもの。
私(甲斐)が考えた妄想です。
一人目:いぬい(のぞみちゃん)
あみぐるみ、皮細工、ヘンテコな生き物、岡村靖幸、犬夜叉、ハリネズミ、激甘なミルクティ、ギター、シルクハット、半分くらい綿毛の飛んだタンポポ、マーベルコミック、おかんとおばあちゃん、藍色、指先と耳、刺繍、襟のあるシャツ、爪切り
淡々とくり出されるヘンテコ話に、アヒル!
全く笑いを取りに行ってないのにおかしみが凄い。
いぬいちゃん独自の感性で選ばれた #ほぼ100 は他の出演者との被りがなくてそこも含めて、改めて天才!って思いました。
二人目:武田操美(劇団 鉛乃文檎)
【好きそうなもの】踊ること、稽古、岩切千穂、練り物、赤ワイン、ちゃぶ台返し、お笑い、ラブコメ、お月様、サイとかゾウとかなんか灰色の動物、芝居、お昼寝、お好み焼き、イッセー尾形、海より山?
#ほぼ100 が壮大な冒険物語になってたよ。長編でした!
小道具と音キッカケの多さに有り難いやら、申し訳ないやら。
このお人形みたいな小道具はリンバージャックっていう楽器?なんですって。
音響のお手伝いで、狂夏の市場の岩切千穂ちゃんも来てくれました。
ありがとう。
三人目:竹房敦司
チョコレート、コーヒー、妻、ダースベイダー、キノコ、変な絵本、熱量、美人よりラブリー、ワンコ、ブルーとブラウン、海辺、機能的な文房具、トルコ絨毯的なもの
ストレート?笑
茶目っ気溢れる #ほぼ100 からハリウッド大作の予告編のような壮大なナレーションまで、匠の技を惜しみなく聴かせ頂きました。
そういえ、操美さんからずっと「生まれた時からその声なんですか?」って訊かれてたなぁ。笑
さて。
ここで前半3人の終了。
プログラムの転換点では、一応繋ぎを意識した #ほぼ100 を私(甲斐)が読んでいたのですが、まぁ、今回、私はホントにクッションです。
そして、この時は既に発熱中なので、改めて見るとどの写真も顔パンパンで赤いのです。笑
ここからは、出演者全員での楽屋怪談?朗読です。
北野勇作「楽屋で語られち四つの話」
これは役者が読んでこその作品です。
その一・菱田盛之
その二・武田操美(一文のみ甲斐祐子)
その三・西川さやか&竹房敦司
その四・いぬい&魔人ハンターミツルギ
これ、贅沢なコラボだったなぁ。
いつか演りたいと思っていたテキストだったので、とても聴きごたえがありました。
ということで、後半へ続くのです。