皆さま、こんにちは。
昨日は東日本大地震のあの日から13年
14:46分にはテレビを通じて、被災地の方々と共に
黙祷しました🙏
1月の能登半島の地震然り、各所で起きる災害
自分もいつ被災してもおかしく無い日々の中、
今こうして無事に生かされている事に感謝しつつ、
防災意識を忘れないようにしようと、あらためて思いました。
さてさて、そんな中、地域で行われた
「認知症サポーター講座」に参加してきました。
父は認知症になる前に亡くなり、
母も未だ脳はしっかりしている様なので、
今のところ「認知症」は身近なものでは有りません。
ただ母も(私自身も)毎年確実に歳はとりますし、
やがてはガッツリ向き合う時がくると思い、
今回参加してみよう!と思ったわけです。
先ず幾つか資料やパンフレットが配布され、
最初に「認知症」がどの様な脳の病気で、
その症状や行動、心理状態ついて説明がありました。
その後、寸劇で実際にどの様な言動があるのかの具体的な例が紹介されたり、クイズ形式で「物忘れ」と「認知症」の違いを学んだり。
今回、参加した中で、特に勉強になったのは、
「認知症サポーター養成講座」というだけあって、認知症になった方の心理状態と、対応の仕方についての学びでした。
認知症になっていく過程で、本人が抱える不安や苛立ち。
逆に、それに対応する家族や周りの人達の心理状態の変化など。
当事者になった事のない私には、知らなかった事も多く、これらのことを学べたのは本当に良かったと思います。
実は私、昔から街中でよく道を聞かれるんです。
その中には「もしかして認知症かな?」という方もいらっしゃいました。
身なりや話し方も、とてもきちんとされていた御婦人でしたが、話されている内容がどうも要領を得ず、話は堂々巡り🌀
ただその時は、どうしても急がないといけない時で、交番の場所だけお伝えし、その場でお別れするしか出来なかったんです。
それがずっと「どうするのが一番良かったのかしら」と、心に引っかかっていました。
この体験も、講座を受けた理由の一つなんですが、今回、その様な時の対応についても学べたので、次に同じ事があれば適切な対応が出来ると思い、安心しました😮💨
1時間半という限られた時間ではありましたが、
なかなか中身の濃い講座で、思い切って参加して本当に良かったです。
他にも既に「認知症」と向き合ってらっしゃる方に
市や区で相談に乗ってくれる窓口や、当事者同士のお話会などについても教えてくれます。
以前書いた「人生会議」についても話が出ましたよ
皆さんも、もし地域なり、どこかで「認知症サポーター養成講座」が開かれていたら、是非参加されてみてくださいね!
では、また👋