廉貞化忌(丙干化忌)

 

廉貞は血で、精神享受で、血縁関係の確かなしるしにもなれ、あるいは精神享受の物質的収入に十分な影響を与えることができる。忌星に変化した場合、その象徴的な性質が不本意に発生したり、障害や挫折があったりすることを意味する。

だから最も直接的な意味は、膿血の災である。「廉貞七殺」化忌で、遇煞曜の場合、交通事故の確かな表れとなり、これは出血の性質を引き伸ばしたことによる。実際のところ出血はすべてが交通事故ではなく、手術開刀や、さらには血と関係がある病症の可能性もある。例えば疾厄宮に廉貞化忌がある人は、いとも簡単に青年期にニキビができて、それが密集して頻繁に発生する。これもまた廉貞化忌の確かなしるしである。

廉貞は精神享受の象徴であるため、恋愛の挫折も廉貞化忌の表れと見ることができる。もし桃花諸曜が同行すれば、こうした性質は最も確実になる。廉貞化忌が、文曲化忌と交沖する場合、心が傷付き涙を流すに違いない。

 

廉貞化忌は散財の兆候になる場合があり、これには二方面の説明が必要である。

性質のひとつ目は、喜びのために失う財の可能性である。例えば子供の結婚;しかしそれとは逆に病気で財産を失うかもしれない。要するに、このお金に化ける性質は、必ず血縁や感情と関係がある。

性質のふたつ目は、ほとんど成功しかけたところで財を失うことである。進行しているある事が、もうすぐ完成という段階で、内部に突然に問題が発生し、財産を失うだけでなく、挫折感も味わう。こうした性質は、情緒に関係している。

だから廉貞化忌の推断は、まず感情・血縁・情緒に着目する必要があり、それからその他の宮垣を詳しく見て、事件の性質を導き出さなければならない。

時に廉貞化忌は、お金が入るが、入金と同時に、必ず巨額の金銭支出があり、特に交際費や接待費、あるいはリベートや手数料の出費がかさむ。

 

六親宮垣に廉貞化忌を見れば、一般的な状況下では六親不和となるか、思うようにならない出来事が発生する。もし状況がさらに深刻になれば、傷病や死亡の可能性がある。

しかし廉貞化忌が昌曲と同宮加会して、また吉曜を見れば、女命においては、出産か結婚の年になる可能性がある。さらには六親宮垣では、この検証を維持できるかもしれない。例えば兄弟宮にこの星曜があれば、姉妹の結婚や喜ばしいこと、あるいは不本意な出来事に関して、決して廉貞一曜だけで決めてはならない。斗数には多くの推断原則があり、柔軟に運営しなければならず、もしひとつの意味だけにこだわって人々の命を論じたとすれば、それはまるでひとつの筒だけを持って天を覗くようなもので、失敗した場合、別に秘儀や秘訣があると言い出すに違いない。

例えば疾厄宮の廉貞化忌は、多くの場合手術開刀を表し、特に腎臓病や婦人病を意味する。しかし廉貞化忌は出産を表す場合もあり、これは命盤を通じて推断して、初めて正しく決めることができ、ただの一訣をもってすれば、必ずわけがわからなくなる。