天梁化科(己干化科)
天梁は「貴」の象徴であるため、一般的な状況においては、化星に変わるのを好み、決まって潔白な名誉を持つ。
監察管理は天梁の責務であるため、かつての人はこれを「御史」にたとえた。化科なら、人から信頼され、自分の専門性を十分に発揮することを意味する。特に天機天梁同度か対拱の場合、さらに計画管理に長けていることを表す。
「機月同梁」格が成立していれば、天梁化科はいっそう好ましく、昔の人は有能な官吏になれるとした。現代では、企業や団体に勤めても、必ず人から意見を求められ、尊重される。専門家なら、自ら独立して経営することもできる。
太陽天梁同度で、天梁が化科の者は、学術研究を表すのではなく、専門業の中で特別な地位があることを表すだけである。いわゆる専門業とは、一般的には大衆相手のサービス業のことだが、所会する雑曜を詳しく調べたうえで、具体的に決めなければならない。
天梁化科というのは、強きをくじき弱きを助け、老人を支え幼児を守る心も表し、これは煞星を見たとしても変わらない。
天梁化科は、文曲が必ず同時に化忌で、もしこの両曜が同度か対拱すれば、天梁化科の力は大きく減弱してしまう。一般的な状況下では、些細なことまで見逃さないのに、目の前の明らかなものを見落としてしまうといった反応をする。巳午二宮にあるのが最も不吉で、常に小さいことで大きい損をしやすく、あるいは細かいことを重視した結果、人間関係を悪化させてしまう。
ただ天梁化科は奏書との同度を好み、これは中書省・秘書省の人材で、刀筆が得意である。著述業に従事しても、有名になれる。
天德との同度も好み、医学において有名になれる。もしさらに華蓋・解神があれば、詩作で活気に満ちた表現をする。特に太陽・天梁の組み合わせがこれである。
天同・天梁の組み合わせは、化科があれば天馬を嫌うことなく、浪蕩(働かずにぶらぶらする)ではなく、反対に交遊がとても広いことを表す。さらに吉星祥曜を見れば、広く世間に名が知られることを表す。天梁が巳宮にある者は、人生にスリリングな出来事が多いが、かえって将来の吉運の兆しになる。魁鉞の助けを得ればもっと良く、生涯にわたり危険や困難に遭遇しても救いの手が入ることを表す。
天梁化科は六親宮垣で、良くないケースもある。たとえば夫妻宮なら、妻が細かいことをいちいち指摘する可能性があり、さらに煞を見れば、通常は人を耐えがたくさせる。ただし現代の女性には自分のビジネスがあり、天梁化科は、妻が専門職に就いているという形で表れることもある。
父母宮において天梁化科は、父母の保護を受けることを意味する。子女宮の化科も、子どもが名を成すことを表す。しかし火星・天馬を見ると、親子関係が疎遠になりやすい。
天梁が疾厄宮を守り、空劫が同度する者は、痛風を表し、化科は痛風の頻度と範圍に強さを加える。
天同は胃腸病もつかさどり、羊陀が同度する者は、しばしば盲腸炎として表れ、化科であれば、手術が間に合わず感染して腹膜炎になるのを防ぐ必要がある。
女性の天梁化科で、火鈴が同度する者は、月経不順や流産を表す。