化忌入遷移宮・・・外部環境が悪く、トラブルや災難が多いことを表している。交通事故や流血と不運に注意しなければならない。保守的で変わり者の性格をしていて、外出を好まず、人付き合いが少ない。人生で出会う環境と人および運気はあまり良くない。
化忌が遷移宮に入っている場合、その主星の内容と旺度を調べて判断を下す必要がある。例えば太陽化忌は、ビジネスと男性の関係、さらには出世運と上昇運が制限と妨げを受ける。太陽居旺化忌の場合、問題の深刻さはそれほどではなく、依然として別の道で成功するチャンスがあり、運が盛んになることもあるが、時間は長く続かず、トラブルが多くて墜落してしまう。太陽居陷化忌の場合、人生に発展のチャンスは乏しく、気分がふさいで、一生の生活環境は良くない。トラブルや災難が絶えず、自身にも振興しようという意識がない。
例えば遷移宮が貪狼化忌の場合、運気と人間関係において障害があり、活動力が悪かったり奇妙であったりすることを表す。貪狼化忌が居廟・旺なら、好運はまだあるが、奇妙な好運である。敏感度が悪いことにより、好運を逃してしまう時もある。性格が保守的で、人との交流をあまり願わず、家にいるのを好む。貪狼化忌が居陷で、落陷の廉貞と同宮する場合、環境は特に悪く、人から嫌われ、トラブルや災難が多く、人とコミュニケーションが取れない。時には孤独にさいなまれ、時には問題を起こし、さらに人から拒絶され、人生で受ける扱いは悪く、冷遇され、軽蔑され、また親に見捨てられることもあり、でこぼこ人生である。
化忌入交友宮・・・友人や部下との関係が悪く、同世代や年下世代との関係が劣悪で、トラブルが多いことを表す。あなた自身の友人や部下に対する態度に問題があり、それが争いや災難を引き起こす根本的な原因である。友人や部下を理解しておらず、人間関係の処理方法を知らず、いつも意図せずにもめごとを起こしてしまう。孤独になり、人と交流するのを恐れ、交友技術も悪い。友人を選ぶうえでも、頭がはっきりせず、目の付け所が狂っていて、悪い友人や自分に害を及ぼす友人を作ってしまう。他人がどのように友人を作るか、その方法を観察して研究すれば改善できる。
化忌入事業宮・・・ビジネスに浮き沈みや不調があることを表している。また知恵に関して、奇妙な考えや自分の頭では考えられない問題が発生することも表す。これは頭脳がはっきりしない状況である。化忌が従う主星が居旺の場合、化忌も居旺で、キャリア以外の道をたどって成功する状況が見られ、人生の中のある時期に何らかの成果を上げるが、時間はとても短く、すぐに落下してしまう。化忌が従う主星が居陷の場合、化忌も居陷で、人生に好運はなく、知恵も低く、仕事は断続的で長続きしないか、根本的に働かず、人に頼って生活する。
事業宮に化忌がある場合、対宮の夫妻宮にも影響が及び、離婚したり晩婚・不婚になったりしやすい。
事業宮は人生努力の結果も表し、化忌がある場合、人生努力の結果が良くないか、人生に浮き沈みが多く不調であるか、そもそも努力しないかである。『命・財帛・事業』宮の中に化忌星が出現するのは、いずれも人生資源に対する不吉を意味し、命中の財が減少する。これらはすべて、生まれつきの知恵不足によって生み出された不吉な状況である。