<子宮>太陽化忌・火星

太陽化忌・火星ともに居陷。子宮の太陽は暗黒だが、一陽開始の位置で、しかも対宮に居廟の天梁相照があり、外部環境の中に有力者や年長者の優待があることを表す。したがって「太陽化忌・火星」が子宮にある場合、当然にトラブルと暗黒面はあるが、対宮が巨門のために、いつも獄中にいる亥宮の場合とは違う。トラブルや災難が多く、投獄の危険があり、ビジネスは不振だが、有力者の助けがあり、ビジネスが振るわなくても、名声を重視し、邪悪な面はいくらか小さい。火災発生のタイプとしては、燻りや炎の状況がある。

したがって化忌と火星・鈴星の旺弱は、災禍の等級や深刻度を決定する。化忌が伴う主星は、事件発生の方向と種類を表す。

 

<寅・午宮>太陽化忌・火星

寅宮では太陽化忌居廟・火星居廟、そして午宮では太陽居旺・火星居廟。この場合、ビジネスには良い時期があるものの、突然に発生する衝突と災難に見舞われることを表す。身体面では脳溢血・脳卒中、または心臓病の発作、心臟血管の破裂、謎の突然の発熱を示す。災難については突然の火災、異様な焼失を意味し、他人には被害がなくても、この格局の人は被災しやすく、しかも火は激しく燃える。人間関係では権力者との衝突、また男性との争いが絶えず、終日繰り広げられて止まないことを表す。さらに国家機関・学校・公務員との間に衝突があることを意味する。したがって、この格局を持つ人は、この宮位に代表される時間内は、これら機関の代表人物との接触は、どれもスムースに行かず、衝突する。

 

<辰宮>太陽化忌・火星

辰宮では太陽化忌居旺・火星居陷。この人の人生に少し良い時期やビジネスがあるかもしれないが、時間は短く、長続きせず、すぐに衝動的な行動によってトラブルや災難が発生し、ボロボロになったり、消耗したり、倒れたりすることを表す。この格局は「命・財・官・夫・遷・福」いずれにあっても同じである。

 

<戌宮>太陽化忌・火星

太陽化忌居陷・火星居廟の位置。ビジネスは暗く、トラブルや衝突が多く、すでに仕事を失っている可能性があることを表す。また環境が劣悪で、裏社会で生活を営んだり、不正な道を歩んだり、しばしば刑務所に出入りしたりして、正常な生活を送ることができないことも表す。財帛宮なら、邪悪・不正な手段でお金を稼いだり、偶然に思いがけない財を手に入れたりするが、常に困窮し、お金は入ってもすぐに消えてしまう。命宮なら、頭がはっきりせず、仕事の能力が悪く、衝動的で軽率に行動して、トラブルを頻繁に引き起こし、たびたび災難に見舞われる人である。夫妻宮なら、配偶者はこのような人物で、自分の心の中にもこうした衝動や善悪が多く、またこうした人物に接近しやすく、このような伴侶を探し出す。この格局の人は、結婚しないか離婚する。桃花が少ないか頭がぼんやりしているため、いつも些細なことで感情が爆発したり崩れたりして、がまん強い相手を見つけることがとても難しい。しかもやさしく穏やかで、のんびりした人を好まない。災禍については、この格局が引き起こす火災は悶焼タイプで、火の勢いはものすごく、致命的になる。この人の性格は悶々としていて、焦ってイライラして怒りっぽく、行動は大ざっぱで、あまり頭を使わず、一生大して役に立たない。仕事は長続きしないか、全く仕事がない。また公的機関とは一生縁がなく、もし役所などの公的機関に行けば衝突する。もちろん、学業や学歴においても優秀ではない。

 

<亥宮>太陽化忌・火星

全部が居陷。太陽化忌は暗黒で光がなく、トラブルや災難が多く、火星はさらに災いを激しくする。そのため裏社会と関わりを持ち、正規の仕事ができず、刑務所と関係があり、夜盗や盗賊の一員となり、生涯を通じてビジネスをせず、多くのミスを犯し、人生の大半は暗黒面である。時間点において発生する火災の場合、悶焼(黙々と燃える)タイプである。この人の性格も閉じこもって話が少なく、心の中に善悪が絡み合い、衝動的で、頭がはっきりせず、コミュニケーションが取りにくい。