7月7日に新大阪で行う「クラニオセイクラルセラピー入門講座」、受講のお申し込みやらお問い合わせをちょくちょくいただいている。その中で多いのが「医学的な知識がなくても受講できますか?」というお尋ね。結論から言えば予備知識は必要ありません。

 

セミナー中に出てくる医学用語?は骨の名前がいくつか。たぶんそれだけ。そういうのも資料を見ながら受講できるので予備知識も予習の類も全く不要。

 

長いことクラニオを教えてきたけれど、初めのうちは医療関係者に限定して教えていた。現在でも医療関係者に教えているんだけれど、それ以外のセラピストさんとか心理職の方とかヨガ指導者の方にご縁ができて教えるようになった。それでね、そういう受講者の方でもうまいことクラニオを使いこなしてくださっているのよ。

 

ジャンルを問わずセラピーを学んでみようと考えられる方の目的は、自分のクライアントに対しての「与楽抜苦」だろう。難しい症状に対するアプローチを学ぼうと思えば、それなりの時間と基礎知識も必要だろうと思う。でもご自分のセッションに与楽抜苦のメソッドのひとつとして手技療法を取り入れることがあってもいいんじゃないか、そんなふうに考えるようになった。

 

もちろんやっていることのレベルは従来と変わってはいない。現に医療関係者と一般の人と同時にクラニオの基本技術を教える、という経験を最近したんだけれど、ほとんどの受講生に喜んでいただけた。

 

オレに「ものを教える人間」として優れたところがあるとすれば、「教えるテーマのおもしろさを引き出すことができる」なんだろうと思う。自分のクライアントのだれだれさんにクラニオセイクラルを施術してあげると喜ぶだろうなあ、というイメージを持ってもらえるように話ができる、ということね。

 

それからオレは「習ってもなかなかうまくできない」経験が長かった。それで教員とか教える側の人間にもずいぶん嫌な思いもさせられた。なんでも修得するのに時間がかかった分、「どんな風にわかる・できるようになるのか」というプロセスを伝えることができるようになったのよ。

 

「頭蓋骨の触診は20分学んでわからなければ一生わからない」とかいう人がいるらしい。そのせいなのかわからないのに「わかったふり」をするセラピストがたくさんいる。そういうのってなんか満たされないし、難しい理屈を振り回すことでその穴埋めをやろうと思うセラピストが多い。そういうのはセラピストの側も不幸だし、クライアントも迷惑よね。

 

クラニオセイクラルセラピー入門講座は、とにかくクラニオのセッションができるようになることが目的。受講しても難しい理論はわかりませんが(講師のオレが難しい話はできないもん)、クライアントに喜んでもらえるようになることはお約束します。

 

セミナーサイトにリンク張るの忘れてました。すみません。

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