昨日の話の続きではありません(記事としてはつながってるけど、書いた日の間隔は空いてるんですよ。苦笑)。でも、同じようなことがでてきます。というのも、メインは腰痛で来られた男性。こちらはクレ-の地面だったそうなんですけど、やはりテニスをしてから腰が、と。その前には足裏が痛かったんですって。
で、今回、腰痛は取れてくるにしたがって、足裏の痛みがどんどんはっきりしてきて。
この方の場合は、足裏そのものよりもスネで足が軽くなり、同時に残ってた腰の違和感程度のものも消えました。
次の方は育児によるギックリ腰の手前。おききすると、腰が痛くなる前は足がだるかったんだそう。
なんか「足」が続いてるな~と思いつつ。
腰痛は取れたんだけど、ねんのため、「普段痛い動作」を実際にやってもらいました。
すると、床のお子さんをしゃがんで抱き上げるときに「まだ不安がある」とおっしゃいます。
もう一度やってもらって「どの瞬間に不安を感じるか」確認してもらいました。
結果は、腿がほぼ床と水平になるあたりで腰に不安を覚えるそうです。
これは、足の負担がほぼ最大限になるところでもあります。
なので、足の余力・キャパが疲労によって減っているから、とも推測できます。以前に書いた「体の空き容量」の話ですね。
空き容量が、使いすぎで少なくなってると、負担がかかったときに吸収できる筋肉が足りずに痛みがバ-ンと発現する、みたいな。
この方の場合は、足の筋肉をほぐしてあげれば、腰の不安もなくなりました。足の筋肉が本来に近いパワ-を取り戻すと、そこで負荷をじゅうぶん吸収できるので腰で負荷を感じずにすむわけです。
冒頭のケ-スですと、スネで吸収してあげることが可能な足裏の負担が、スネがキャパオ-バ-になって、衝撃が足裏に集中した、なんてことも想像できますね。
だから、痛い場所だけでなく、「その上位の筋肉」「そのまた上位の筋肉」と辿っていってあげると、どんどん楽になっていくことがあるみたいです。
体って、面白いですよね。
今日もありがとう。