大変ご無沙汰しております
久々の更新です
北海道も秋を通り越し
冬の気配が漂ってきています
さて、昨日北海道の渡島地方にある「木古内町」にて
北海道で1976年からの統計開始以来最大の大雨が降りました。
一時間に136.5ミリ
もともと北海道の中でも温暖な気候の道南地方。
木古内町の月平均降雨量は最大で8月166.9ミリ、11月でも124.1ミリ(木古内町HPより)とのことで、一気にすごい量の雨が降ったようです。
さらに大雨だけではなく大粒の雹も降り、車の運転の視界不良になったり、新幹線も青森に引き返したりと各交通機関にも大きな影響を及ぼしたようですね。
TVでは、冠水した道路を流氷のように雹の塊が流れている状況も映し出されていました。
「記録的短時間大雨情報」
という言葉、最近耳にするようになりました。
気象庁HPには「数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測したり、解析したりしたときに発表します。この情報は、現在の降雨がその地域にとって土砂災害や浸水害、中小河川の洪水災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量であることをお知らせするために、雨量基準を満たし、かつ、大雨警報発表中に、キキクル(危険度分布)の「非常に危険」(うす紫)が出現している場合に発表するもので、大雨を観測した観測点名や市町村等を明記しています。雨量基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決めています。」
とあります
とにかく今までにないくらい短時間に大雨が降るときに発表されるようです。
そしてこちらの警報も出されていました。
「土砂災害警戒情報」
今回は警戒レベル4の避難指示に該当し、とにかく土砂災害警戒区域の外の安全な場所に早く非難して!!
その場にいたらいつ土砂災害に巻き込まれるかわからないよ!!
という警戒レベルです。
今回は人的被害や土砂災害は起きなかったようで一安心ですが、崖や沢の近くにお住まいの方や大雨時は時差で川などの氾濫などもありえますので今一度、自宅近辺のハザードマップなど確認してほしいと思います。
【土砂災害の主な前兆現象】
・崖や地面にひび割れができたり斜面から水が湧き出る
・井戸や川の水が濁る、湧き水が止まる、濁る
・小石がバラバラと落ちてくる
・地鳴りや山鳴りがする
・降雨が続くのに川の水位が下がる
・樹木が傾く
・木の裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる
・土臭い臭いがする
など
普段と違う現象があれば気を付けるに越したことはありませんね。
土砂災害は時間がたってから起こる場合もありますので、お気をつけください。
近年は大雨が増えています。
今まで大丈夫だったから避難しないのではなく、警報が出たら速やかに避難できるように事前の準備も大切ですね。
最後にこちらは木古内町のマスコットキャラクター、キーコです。
木古内町特産の「はこだて和牛」をモチーフに、デザイナー・プロデューサーの山本寛斎氏が代表の「寛斎スーパースタジオ」と木古内町の協働で生まれたんだそうです。
チャームポイントは、津軽海峡をイメージした「津軽ブルー」の目と、プリッとしたかわいいおしりに付いてる小さなしっぽ☆
性格は、お祭り大好きで目立ちたがり屋の元気な男の子♪
とのことでした。
出身は東京青山のようなので、きっと木古内町に魅せられて移住してきたのかもね
木古内町、あまり行ったことはありませんが、自然豊かなとても素敵な町です。
今度函館行ったら寄ってみよう