本日は「防災の日」です
防災の日は、昭和35年の閣議で、9月1日を防災の日とすることが制定されたことに始まりました。
なぜ9月1日なのか。
9月1日は、「関東大震災」が発生した日でもあり、さらに台風シーズンを迎える時期でもあります。
実際に昭和34年9月26日の「伊勢湾台風」での被害を被ったことから、地震や風水害等に対する心構え等を育成するため、防災の日が創設されました。
またその日をはさむ一週間が防災週間に指定されています。
こんにちは!!
今週は自宅の備蓄を見直そう!!
この時期には各自治体やメディアなどでも防災について特集やイベントなどが多く開催されます。
昨今の災害の多さに防災グッズは準備OK!!
なんて方も多いと思いますが、実際に災害が起こると
「今まで大丈夫だったから今回も大丈夫と思って避難しなかった」や「こんなに被害が大きくなると思わなかった」 また、インフラが止まると「水道やガス、電気が止まるなんて考えたこともない!」というお言葉がTVのインタビューなどから聞こえてきます。
実際に「観測史上一番の~」や「過去に経験のない~」など想定外の災害が増えているのが現状です。
さて、皆さんは「正常性バイアス」という言葉、耳にした事がありますか??
この「正常性バイアス」、もともとは極度の不安感やストレスを持たないように自分自身を守る為の大切な心のメカニズムですが、災害時にはその判断が被害を増幅させてしまうこともあります。
予期しない事が目の前で起きた時、「こんなことはありえない」という先入観や偏見が働き、「いやいや、自分は大丈夫だ!!」と自動的に認識してしまう心の働きを指します。
人間は誰でもこのような心理が働くという事を知っていれば、災害時の避難のタイミングや災害準備などの際にヒントになるかもしれませんね。
また、避難訓練を行ったり災害体験談などお話を伺うのも大切な防災の一つです。
コロナ禍の中、外出を控えているご家庭も多いと思います。
防災グッズの準備も必要ですが、自身や家族を守る為にも、過去の災害を振り返り、災害時我が家はどうするのかなどご家族で話し合う事も大切ですね。