本日の報道によると、都心部のオフィス賃料が上昇傾向とのこと。
昨今では決まったオフィスがなくても開業が出来るビジネスも増えていますが、やはり打ち合わせなどでお取引先に来社して頂く必要がある場合などはオフィスがある方がよいですもんね。
シェアオフィスなどの地位がもっと上がると良いと思うのですが、まだまだ、というところでしょうか。
さて、会社設立についてご検討中の方からよく頂くご質問として、
「従業員の副業を自由にすることで会社に何かメリットはありますか？」
というものがあります。
お返事は、
「副業の形態にもよりますが、場合によっては経営者意識が身に付くというところでしょうか。」
です。
従来の日本企業では、従業員の副業は禁止というところがほとんどでしたね。
一方、昨今では、従業員の副業を推奨している企業がテレビ番組で取り上げられるなど、この概念が変わりつつあります。
では副業を許可することのメリットを考えてみると、従業員としては収入が増えたり、好きなことで社会貢献出来たり、と良いことが多いようですね。
一方、会社としては、従業員がする副業がいわゆる自営タイプの場合は、各従業員に経営者意識が身に付いて、本業にも良い影響が出たり、残業が減ったりするというメリットがありそうです。
しかしながら、いわゆるアルバイトタイプの副業の場合は、経営者意識が身に付くというわけではなさそうですし、会社が従業員の副業からメリットを得るのは難しそうですね。
もちろん、会社がどのようなビジネスを行っているかによっても、従業員の副業に馴染むか否かが変わってくると思いますので、まずは自社のビジネスが従業員の副業システムとマッチするかどうかの検討から始めてみると良いのではないでしょうか。
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