2人で会社設立をした後に1人が辞める場合、どのように清算するのですか? | 会社設立の情報発信!エール立川司法書士事務所

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エール立川司法書士事務所の萩原です。

ここ1ヶ月程度、話題をさらっていた大塚家具のプロキシーファイトですが、昨日、定時株主総会が開催され、会社提案の議案が賛成多数で可決されましたね。

つまり、娘さん=社長の勝利というわけです。

留任となった社長は、お詫び・感謝セールをすることを発表しましたが、一連のニュースで株価は上昇、セールについても強い宣伝効果がありました。

総会が終了したところでノーサイドということで社内をまとめて、注目を得ている間に会社の業績もアップする可能性はありそうではないでしょうか。


さて、会社設立をご検討中の方からよく頂くご質問として、

「2人で会社設立した後に1人が辞める場合、どのように清算するのですか?」

というものがあります。

お返事は、

辞める方の株式は残る方が買い取っておきましょう。」

です。

これまで数々の先人が成功もし、失敗もしてきたのが共同起業。

いわゆる、一緒に会社起こそう、というものですね。

自分も人間、相手も人間ですから、永遠に同じ気持ちで仕事に当たれることが当然であるわけではなく、モチベーションであったり、スタンスであったりの違いが決定的になってしまうと、やはりどちらかが会社を去るという結論になってしまうこともありますね。

友達同士で始めた場合などは、残念なこと極まりないのですが、生きていればそういうこともありますね。

そこで、そういった場合に、どのように清算するのかと言いますと、一般的には、会社に残る方が、会社をお辞めになる方所有の株式を買い取ります。

株式の買い取り価格は、時価になることが多いので、会社が成長していると、会社設立時の発行価格で、というわけにもいきませんね。

ですから、顧問税理士の先生がいらっしゃる場合、顧問弁護士の先生がいらっしゃる場合は、買い取り価格も検討した上で、清算に向けて動き出すと良いのではないでしょうか。

袂を分かつのは悲しいことですが、だからこそ禍根を残さないように、きちんと清算しておきたいところですね。

2人以上で起業する場合は、そういったことが起きうるという心の準備だけはしておくことも大事なのではないか、と思われます。


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