最近のニュースで、三井物産の社長人事の話題をお見かけすることが多いですね。
社内序列を３２人飛び越えて、５４歳の安永新社長抜擢、というニュースです。
課長島耕作の世界が現実に飛び込んでくる
ほど、魅力的な方なのでしょう。関わった方とのエピソードも多くの記事で紹介されていますから、私も各記事を拝読して勉強していきたいと思います。
さて、会社設立についてご検討中の方からよく頂くご質問として、
「通帳が発行されない口座を資本金振込口座にすることはできますか？」
というものがあります。
お返事は、
「インターネットで口座情報がダウンロード出来れば大丈夫です。」
です。
昨今は、都市銀行や地方銀行を中心に「通帳なし口座」というものが増えてきていますね。
まさに、あの紙のよく知られた通帳が発行されない、というタイプの口座です。
銀行に行く時はATMで出入金をして、履歴や振込はネットバンクで、という方にとっては、紙の通帳はあまり必要性を感じないと思いますから、通帳なしならなしで大丈夫、というものではないでしょうか。ちなみに、当事務所の口座もほとんどネットバンク対応になっています。
さて、そんな通帳なし口座を会社設立時の資本金振込口座にできるか、というと、これは問題なく大丈夫です。
会社設立時には、会社の資本金を資本金振込口座に振り込み、その記録を法務局に提出するのですが、これは通常は紙の通帳をコピーして提出します。
同じことをネットバンクでしようとすると、
１、振込があった出入金記録のところをダウンロードしてプリントアウト
２、口座情報（金融機関名、口座番号、口座名義人）が載っているところをプリントアウト
をすれば大丈夫ですね。
なお、１の出入金記録は、CSVではなくPDFダウンロードをすると２の情報も載っていたりして便利ですし、CSVだと何の記録であるか分からない、と言われてしまうこともありそうですから、ダウンロードの際は、PDFにして頂ければと思います。
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