初夏 天生湿原散策 | 海川山野 漁人

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四季折々酒肴探求

日曜日は博識の兄の案内で天生湿原散策。

白川郷よりR360に入るとより素朴な合掌造り集落の風情が感じられ。

それにしても360号は国道ながら普段の山菜採りや渓流釣りに向かう林道と大差無し、、、

裏側から拝む白山

天生湿原は以前鹿の食害その他要因で荒れ果てて居たとの事

今は、外来植物が侵入せぬよう、電柵とゲートを設け食害に遭わぬ様にと確り管理されており、トイレが無いので別売の袋で用を足す程の徹底ぶり。

駐車場はほぼ満車、いつもはクルマ数台との事。

金沢では医王山頂や内灘砂丘上で何とか拝める槍穂が間近に!!

流石標高1400mの深山、アオモリトドマツやダケカンバも見られ、普段の低山と異なる空気感。

ゴゼンタチバナ、脇はたしかマイズルソウ

飛騨の匠とはよく耳にするも、その由来を胸に畳み。

コバイケイソウ咲き誇り。

終盤ながら水芭蕉、標高百メートル以下の東原では3月上旬が花時期。

花時期の短いツバメオモト

桂の巨木が多くあり圧巻。

小川を渡ると数尾のイワナが然程逃げずに見られ

兄のお目当てキヌガサソウ

籾糠山に登らなくとも湿原散策する人の多くは、ここ桂門まで足を伸ばす様子。

高山の花時期より少し早めに楽しめるのが天生湿原の魅惑の様で、花好きの人の多さに驚かされ。