ツアー3日目のランチを挟んで
「おむつなし育児」についてのミニ講演会を行いました。
ツアーに申し込まれた時は
「おむつなし育児」には、まったく関心はなくて
それ以外のツアー内容にビビッと来て参加された方々も
7か月のYクンがカオハガン島に来てから
おむつなし状態で幸せそうに過ごしているのと
島の赤ちゃんたちの
「おむつしないのって、当たり前でしょ!」的な状況を目の当たりにして
「え、何なの、これは?」という疑問と関心が
ムクムク湧いてきているご様子でしたので、
おむつなし育児研究所の和田智代から
簡単にご説明する機会を急きょ作りました。
日本で同じ内容を
あの短さで初めて聞いても、
俄かに信じられなかったかも知れませんが、
リアルおむつなし育児天国のカオハガン島で
目の前でまさに展開している状況を経験してからの
説明でしたので、
すんなり、しっくりご理解いただけたようでした。
それに、
たった2日前に成田空港で
「初めまして~」だった参加者の皆さんは、
Yクンの愛らしさにノックダウンされたのか
奪い合うように
Yクンを抱っこしたり、あやしたり
おんぶしてお散歩したりと
Yクンの「ばあや」軍団と化していたので、
もう、おむつなし育児の話も
他人事ではありません!(笑)
(↓いつの間にか、キルト小屋のお母さんに抱っこされるYクン)
それはYクン可愛さもあったのですが
自らも子育てを経験した先輩女性の皆さんが
「せめて食事はゆったりと食べてたいよね」
「おんぶして寝かしつけておくから、個人セッションを受けてきてね」
という
Yクンのお母さんに対する
自然な愛情の形だったんだと思います。
いつの間にか
赤ちゃんの子育て真っ最中の別の島のお母さんから
Yクンが「もらい乳」をしていたりして
「みんなで子育てをする」が
自然発生的に行われて
それはそれは、本当に素敵な光景でした。
異なる世代の参加者が
共にカオハガン島で
お互いを思いながら過ごすことができて
とても豊かな経験になったとのではないかと思い
皆さんに心から感謝しています。
そして、
どこの家の子でも
誰か大人が目の端っこで見守っている。
小さな子どもは大きな子が面倒を見る。
「子どもはみんなで育てる」が
当たり前のカオハガン島の空気が
私たちの中の優しさを
自然に引き出してくれたんだと思います。