OBチームが勝利! | 陰があって日なたがある

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本日は恒例のOB戦が行われました。

ここまで2勝2敗の五分だったこともあり、負けられないOBチームは今回若手中心でチーム編成して臨みました。

先発の池山幸志投手は素晴らしいコントロールを見せ、貫禄のピッチングでした。


8月末の伊勢新聞にも皇學館大学のエースとして活躍する池山投手の特集記事がありましたが、テンポの良いピッチングは流石と思わせるものがありました。



OBチームの4番を打った竹野恭矢選手。

平成16年の秋季東海大会準決勝、東邦戦での2発は圧巻でした。

今でもあの時スタンドで見た強烈な印象が残っています。

豪快な先制アーチを放った山中啓照選手。

昨年、京滋大学秋季リーグで首位打者とベスト9を獲得した山中選手も期待通りの活躍を見せました。

ゲーム前、「今日はスパイク持って来てないので踏ん張れないです。」と言う山中選手に同じ26.5センチのスパイクシューズを履いてもらいましたが、「チョット大きいっス。アップシューズで十分ですよ。」と、そのままホームラン打っちゃいました。

現役大学生が金属バット使っちゃ反則ですよね。

現役チームの2番手でマウンドに上がった古川聖投手。

昨年の1年生大会ではエースナンバーをつけて活躍した古川投手も今年は故障で思うように投げられませんでしたが、今日は力強い素晴らしいピッチングを見せてくれました。

3番手には、秋季大会前に故障した橋口投手も威力のあるストレートを投げていましたし、この冬のトレーニングでさらに鍛えて、来シーズン活躍してくれることを期待したいと思います。

6回に死球で出塁した8番・徳原稜大選手は、8回にも際どいインコースの球にワザと当たってデットボールをアピールしました(写真)。判定はボールでしたが、出塁に貪欲な姿勢は◎。

この時期のしかもOB戦。怪我を恐れる気持ちがはたらきそうな時期ですが、ガッツ溢れるプレーから選手の真剣さが伺えました。

今日2安打のキャプテンの西川翔之選手も、6回の内野ゴロで1塁へヘッドスライディング。なんとか出塁したい気持ち、チームを奮い立たせたい思いがあらわれていました。

1塁へのヘッドスライディングにはいろいろな意見がありますが、場面によっては「あり」だと思います。



今回、現役の大学生中心にチームを組み、より緊迫した雰囲気で現役の選手たちもプレーしてもらえたと思います。

スキをついた走塁や、緊迫した場面でのプレー、軽快なグラブ捌き。なにか一つでもそれぞれが学んでもらえればプラスになると思います。

これから始まる冬のトレーニングは非常に厳しいですが、是非今シーズン悔しい思いをした分、来シーズンは笑えるように頑張って乗り切りましょう。OB一同、応援しています。