6月1日、海星高校が常葉菊川と練習ゲームを行った同じ日に、海星中学は大池中グランドで練習ゲームを行っていました。
海星高校Gへ向かう前に少し観戦させていただきました。
試合前のノックで湯浅監督が大きな声で選手たちに厳しく言いました。
「しっかり声を出せ!勝ちたい気持ちがあるのか!」
今、彼らに足らない大切なことの一つ。
シートノックが終わったベンチ前で、選手を集めた湯浅監督は更に繰り返しました。
「エラーをしたら、次のプレーがあるだろ!気持ちを見せろ!」
上手く打球をさばけない、速い球を上手くヒットにできない等というのは、
まだまだこれから練習することで上達するでしょう。
しかし、選手自身の取り組み姿勢は本人が理解して自ら変えなくてはどうしようもありません。
強いチームは、チーム全員が「勝つためにはどうすればいいか?」を真剣に考えてプレーしています。
「エラーをしたら次にどんなプレーが必要か?」
「送球が逸れたら誰のカバーが必要か?」
常に考えてプレーすれば、自分が次に何をすればいいのかが分かってきます。
更にはチームメイトへ何を指示する必要があるのか?も見えてきます。
そうやってチームの声が出てくるのです。
「自分のプレーが終われば他人のプレーは関係ない。」そんな気持ちでは声は出ません。
みんなが、「勝ちたい気持ち」をしっかり持って、大きな声を出しましょう。
そうすれば、自身のプレーも上達するはずです。
今は湯浅監督から注意されたことを、チームメイトと一緒に考えてみるのも良いかもしれませんね。