中根 恭一 選手 | 陰があって日なたがある

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海星の星 №11


中根 恭一 選手 (なかね きょういち)


3年生 外野手 178cm 70kg 右投左打 正和中出身




抜群のバッティングセンスで昨年の夏からレギュラーとして外野を守る中根恭一選手。

バットコントロールが素晴らしい恭一選手は、ストレート、変化球ともに苦手がなく、

リストの利いた打撃はパンチ力もある。

秋季県大会の木本高校との初戦で、3回にライトスタンドへ放った豪快な2ランアーチは圧巻だった。

長打力もある恭一選手だが、本人は

「自分は大きいのを打つタイプじゃなくてアベレージヒッター。

しっかりミートして振り抜くことで、強い打球を打ちたい。」

と、自らの打撃スタイルを理解している。

50m6秒3の俊足を活かし、外野の間をライナーで抜けさえすれば3つは堅い。

ゲームの流れと相手投手の調子を考えたバッティングはセンスの良さを感じる。

難しいインコースの球を広くあいた三遊間に流し打ち、ヒットにする場面も見られた。

「常にヒットになる確率を考えてのバッティングを心掛けています。」

得意な科目は『数学』だという恭一選手は、あらゆる角度から計算したプレーで

目標とする「甲子園出場」への確率を、限りなく100パーセントへ近づける。




秋季三重県大会の木本戦で、打った瞬間それとわかる豪快なアーチを放ち、ダイヤモンドを一周する恭一選手。

バッティングだけでなく、風を計算に入れたポジショニングもよく、俊足を活かした守備も一級品だ。