倉地 健太 選手 | 陰があって日なたがある

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海星の星 №10


倉地 健太 選手 ( くらち けんた )


3年生 捕手 175cm 73kg 右投右打 磯部中出身



強気のリードと配球のうまさは海星投手陣からも絶大の信頼を得ている強肩捕手の倉地選手。

強肩?と、昨年秋に海星のゲームを観戦された方は思うだろうが、倉地選手もケガに耐えてきた選手の一人。

本人も「怪我のコトは掲載しないで欲しい。」と言っていたが、彼の名誉のために公表します。

昨年は右肩鎖骨骨折をおしての秋季大会出場だった。

東海大会では背番号「2」だった通り、守りの要として信頼の厚い倉地選手を欠くことができなかったが、

センバツの懸かった東海大会準決勝は、不本意ながら2イニングでマスクを外すこととなってしまった。

1年生の夏頃にも右手人差し指を骨折し、思うように練習ができなかった倉地選手。

怪我で苦しいとき、中学時代にボーイズの伊勢ジャガーズでバッテリーを組んだ松島俊介選手の活躍が励みになった。

京都の立命館宇治高校に進学した松島俊介選手は、すでに投手として活躍していた。

「アイツに負けられない。」

新チームとなった今は立命館宇治の4番打者として活躍している。

「一度対戦してみたいですね。」

控えめな倉地選手は簡単に『甲子園』を言葉にしない。

いつも元気で愛くるしい笑顔が似合う少年だが、ユニフォームを着ると精悍な目つきに変わる。

肩もすっかり良くなり、パワフルなバッティングは健在。

消化不良のうっぷんを最後の夏一気に晴らしたい。