蛭川 直哉 選手 | 陰があって日なたがある

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海星の星 №19


蛭川 直哉 選手 (ひるかわ なおや)


3年生 中堅手 170cm 65kg 右投右打 多度中出身



秋季東海大会2回戦の愛工大名電戦、

最終回に蛭川選手が放った打球をスタンドの観客は一斉に立ち上がって見送った。

故障から復帰した蛭川選手がチャンスで代打起用されてヒットを放った7回に続いて、

プレッシャーのかかるその場面でも見事期待にこたえて打棒が炸裂。

絶対絶命の場面でチームを救ったレフトオーバーの特大同点タイムリー。

平成15年秋季大会準決勝、東邦戦で延長10回にその日2本目のアーチを叩き込んだ

竹野恭矢選手を思い出させた、印象に残る強烈な一打であった。

もともと50mを6秒2の快速と、センス抜群のバッティングで昨年のチームから

不動の1番打者として活躍していたが、今年のチームでは主砲として期待されている。

身長170センチの体重は65キロ。

それほど大柄でない体を大きく見せるパワフルな打撃は、精度が高く信頼性は十分。

出塁すれば自慢の足で二塁を落とし入れる。センターの守備ではその足で何度もピンチを救ってきた。

中学時代はピッチャーやショートもこなした守備と強肩は折り紙付きだ。

蛭川選手が自ら掲げる目標の「甲子園」を掴み取るためには、

彼の活躍が決め手になることは間違いない。