どうも!
団長です。
まずは改めまして、ご来場ご観劇いただきました皆様、遠方より応援いただきました皆様、置きチラシをご快諾いただきました店舗様、そして今回の公演を支えてくれたスタッフ、出演者の皆さん、並びにAPOCシアター様、本当に、本当にありがとうございました。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
また、今年4ヶ月お世話になったディオゲネスクラブ主宰の大橋さん、ありがとうございました。
ディオケネスクラブで回路Rを知って下さったお客様もご来場いただき、知っていただける機会を与えて下さった事、心より感謝申し上げます。
回路R史上、かつて無いほどミステリー好きの方がご来場くださったこの公演。
森本の真骨頂とも言うべき、たくさん詰め込まれた台本を楽しんでいただける方に出会えたのは、回路Rにとって本当に大きな力になりました。
そんな「あの日見た、生首が三つ四つある塔の場所に、僕たちはまだ辿り着けない」。
かなりかなりご無沙汰なブログですが、6年ぶりの芝居公演を終え、あんな事やこんな事、楽屋での裏話など終演するまでの出来事を少しずつ思い出しながら綴って行きたいと思います。
何話になるかは分かりませんが、お付き合いください。
ということで、今年横溝文化祭のプレイベント、サルノベで朗読させていただいた「病院横町の殺人犯」。こちらの稽古帰り、いつもの中華料理や「福錦」での会食の場にてあの首が誕生しました。
ただこの時点ではオリジナルだけど、芝居にするか朗読劇にするかさえも決まっていなかったのです。
どんな話にするかをすっ飛ばし、どんなタイトルが面白い?って話しから、「⚪︎⚪︎が△△したら◻︎◻︎だった件」みたいに今時流行りのやたら長いタイトルにしてみるかという話題に。
あの花みたいな略し方が出来たら宣伝しやすいかも!
という事で、考えるもののなかなか出てこない。で森本から「どうやらあの塔には生首が三つあるらしい」という提案が。
「いいね!」
「でも三つになるとまさしくあれだね」
すると森本が
「どうやらあの塔には生首が三つ四つあるらしい」
笑笑笑笑笑
「三つ四つって!」
「中途半端!めっちゃ気になる!」
「どっちだよ!」
と大盛り上がり。
「それで行こう!」
「となると略し方は?あの生首?」
「そこは、あの首」
「いいね!これで決まった!」
と、中身は何も決まってないのに、タイトルだけが先行して決まったわけです。
こんな話しをしている時が一番楽しい(笑)
と、ここでお気づきかと思いますが…そうです。この時点では実はタイトルが違ったのです!
(LINEを辿って思い出しました)
そしてこの時点では劇場も、日程も決まってはおらず、本当に今年中に公演できるかもまだ決まってはいませんでした。
今から劇場空いてるとこあるかな?どこでやろうか?と団長の頭の中がグルグルと動き始めました。
今年やるならこの時点で劇場押さえとかないともう遅い。
1日でも早く動かないと、演劇界隈もコロナ以前に戻っているので劇場も押さえられなくなるし、役者さんもスケジュールが埋まってしまう…
とりあえずに劇場については、以前からいつかここでと思っていたAPOCシアターさんのスケジュールを確認。
11月は林団員がソワソワする時期だし、月初を避けたい団長と数ヶ月先までスケジュールが入っている森本の予定を確認すると、10月はもう劇場さんの予約が埋まってました。
9月だと6〜8月連続のディオゲネスがあることを考えると、9月に芝居での本公演というのは非常に厳しい。
でもここいらでやはりなんとか芝居公演を一度は行っておきたいし…
そうなると12月かぁ…
12月公演は師走の時期でお客様もお忙しい時期。その上インフルなどの流行も始まる時期なのでいつも避けて来たのですが、今回ばかりは12月にやらないとなるともう年内公演は無理…
いや、でも森本が生誕60周年を迎えたこの年に、どうしてもオリジナル作品での公演をやりたかったのです。
幸い12月の2週目の週末はまだ予約が埋まっていなかったので、ここしかないということで決定。
サルノベの時には何かしらの発表をしたいなと思い、そりゃもう大慌てで予約まで行いました。
劇場と日程は決まった、そしてタイトルも。
APOCシアターさんで決まった時点で芝居公演も決まり。
朗読劇ライブとは異なり、やる事がてんこ盛りの芝居公演。覚悟しなきゃな…
久しぶりすぎて裏方準備に不安を持ちつつ、6年ぶりの芝居公演にワクワクする気持ちも同居し、どんな感情なのか自分でもよくわからないテンションになる団長なのでした。
つづく