残りあと4日(8/31まで)!「牡丹燈籠」裏話をちょこっと(服部) | ミステリー専門劇団回路R ~ 回路R人のブログ

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回路Rは、ミステリー、サスペンス作品を芝居と朗読で製作している劇団です。
メンバーの活動や、稽古日誌、公演後記などを綴っています。
2023年10月より金田一耕助シリーズ「不死蝶」にて、有観客での舞台公演も再開いたしました。


どうも、団員の服部です。


夏の回路R朗読サスペンス劇場Special
「牡丹燈籠」

配信期間が本日(8/28)を入れて、残り4日(8/31まで)になりました!
お急ぎください!!

今から購入してくださっても期間内なら何度でも観ることができます。

既にご購入してくださった方も、
期間内に何度もご覧できますので、ぜひ見納めしてください!

朗読ですが読んでいる姿を編集しておりますので、
表情が観れ、臨場感を感じることができます!

でも朗読ですので、言葉だけで物語がわかるようになっていますので、

他の作業しながらでも気軽にお聞きできます。
皆様にあった聞き方ができるのが配信の良いところですね。



さて、私は今回、人ではないもので出演しておりますが、

…そう言ってしまうと、牡丹燈籠ながら、
恐ろしいものを想像してしまいますが、

…もしや、主役の幽霊か!!!

いやいや、

「下駄の音」を担当しております。


…すみません。
今回の主役は素敵な女優さん!
ミュージカルで活躍されている実力派の方です。

以前、コロナ前に回路Rのお芝居を観にきてくださって
「回路Rに出演したい!」とおっしゃってくださいました。
今回、満を待しての出演です。

儚く、でも武士の娘らしい意思や覚悟をもった女性を
素敵に演じてくださっています。

ミュージカルをされていた方なので、
全く異なる役どころだと思いますが、
役者の今までやったことのない役どころの魅力を発掘するのは
森本氏の凄いところの1つなので、
今回も遺憾無く、その能力が活かされているかと思います。


…何はともあれ、うちの林団員がこの方と
「絶対に相手役をやりたい」
とわがまま、おっと!懇願して、
今回のキャストでの朗読公演が実現しました。

ここだけの話、森本氏の中では女優さんが決まる前の構想で
他のキャスト案などもあり、それを聞くのも楽しいのですが、
今回は2人の熱演がとっても素敵です!

 

そして脇役の方々が、これまたいい表情をされております。

脇役の方の掛け合いも見所です。

 


さて、話がそれましたが、「下駄の音」です。笑

いや、笑い事ではないのです!

牡丹燈籠を少しでも知っている方なら、
下駄の音がどれだけ重要な位置にあるか、
わかるはず(?)です。

小学生か中学生?に読んだと思うのですが、
「カランコロン」と音を立てて少しずつ近づいてくる…
だんだんと音が大きくなって…

これはもう、恐怖でしかありませんね!!

「耳なし芳一」と「牡丹燈籠」

私は「四谷怪談」よりなんとなく、
上の2つが結構好きでした。

まさか、ここでまた会えるとはね。


あ、実は牡丹燈籠は、本当はと—っても長い話だそうです。
下駄の話の部分は、その中のごく一部だそうで、
きっと私はおそらく子供用に短くした話を読んだのでしょう。
Twitterのお客様のご感想や、森本氏からの話で知りました。
…恥ずかしながら知らず、下駄の音をやったにも関わらず反省です;



で、下駄の音ですが…


私「あのーーーー、下駄の音って結構重要じゃないですか?
私にできる気がしないのですが、効果音で入れた方がよくないですかね…?」

だってさ、急に人の声でカランコロンとか言って、
皆さんの朗読の邪魔しちゃったらと思うと、

もういたたまれない。

森本氏「ぜひ、服部ちゃんにやってほしい」


おわーーーーそれはもう、やるしかないじゃないですかーーーーー!!!!!!
(騙されている、とは言わないお約束)


不安が隠せない私は、無理矢理アドバイスをもらい、
一度、録音して送ったところ、

森本氏「あ、いいんじゃない?」

あーーーーーーーよかったーーーーー
肩の荷が降りた———


数日後、

森本氏「ちょっと違うんだよね、やっぱり撮り直したい」


あーーーーー

後日、色々と演出してもらい、
その時の心情の違いによって多少の色を付け加えながら、
無事に撮り直しました…。


何回撮ったか。笑

今回の同じ音担当の団長と、うーーーーんと頭を悩ませながら。


既にみてくださったお客様の反応では、
今のところ朗読の邪魔はしていないようで…
音に関して何も話題が出ないのが今回の目標なので、
ドキドキしながらも、今のところ少しほっとしています。

まだ4日(8/31)ありますが!!恐怖!

 


ちなみに今回の牡丹燈籠、怖くありません!
怖い要素を全面に出すのではなく、
別のところにスポットをあて、素敵な物語になっております。

恐怖を感じているのは私だけです。笑


本日、団長より、新たな回路R情報が解禁されます!
その前に「牡丹燈籠」ぜひお楽しみください!


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