振り返ればやっぱり役者がいる(林) | ミステリー専門劇団回路R ~ 回路R人のブログ

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回路Rは、ミステリー、サスペンス作品を芝居と朗読で製作している劇団です。
メンバーの活動や、稽古日誌、公演後記などを綴っています。
2023年10月より金田一耕助シリーズ「不死蝶」にて、有観客での舞台公演も再開いたしました。

どーも、回路R団員の林です。
いよいよ今年2本目の朗読劇の稽古が始まりました。
今回は、な、な、なんと怪談「牡丹燈籠」です。

※大好きなイラストレーター『探偵堂』さんが描いてくれた、牡丹燈籠✖️林正樹…な作品をまずはホイッ。


その中で、私は萩原新三郎という浪人の役を演じます。怪談というか、まぁそのぅラブストーリーです。
そう、恋をします。

こういう役を演じることは滅多にないので、
とってもありがたいです。
役者っていろんな人生を演じられるから、
やめられません。とっても得した気分。

そういえば、役者を始めた頃は…出演する舞台は
現代劇よりも時代劇のほうが多かったんです。
鎌倉時代のお坊さん「一遍上人」
太平記を舞台化した作品での「足利尊氏」
「新田義貞」「足利直義」
土佐日記を書いた紀貫之が登場する作品での「陰陽師 安倍幽明」などなどなど。いろんな役を演じました。
二十代、細かった。ガリガリでした。

未熟ながらも、たくさんの役を演じられたことで現在があると思ってます。

そして三十代から現在四十代まで「回路R」での数多くのミステリー作品への参加。
「帆村荘六」
「明智小五郎」
「金田一耕助」
さらには「シャーロックホームズ」
探偵役や犯人役、コメディにも挑戦したなあ。
少し太りました。いや、これで適正化としようか。

他の劇団さんへ客演もしたなあ。

気付けば、役者をはじめて20年以上が過ぎてるんだなって思うのと同時に、オイオイ、まだときめくことが出来てるぞって思っている自分。

そう、だから役者は面白い。

自分の恵まれた環境に感謝するばかりです。


ただ、実はラジオパーソナリティー歴のほうがさらに長いという事実もあるので、

だからラジオも面白い。

と付け加えておきます。

ん?なにが言いたいのか?

今度の作品もお楽しみにってことで。

役者道はつづく…



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 ◆ラジオ時代劇
 「おもかげ抄」
 作/山本周五郎
「キング」1937(昭和12)年掲載
【あらすじ】
妻に甘く「甘次郎」と揶揄される浪人孫次郎。実は見事な剣の腕前を持つことがわかり…