どーも、回路R団員の林です。
いよいよ今年2本目の朗読劇の稽古が始まりました。
今回は、な、な、なんと怪談「牡丹燈籠」です。
その中で、私は萩原新三郎という浪人の役を演じます。怪談というか、まぁそのぅラブストーリーです。
そう、恋をします。
こういう役を演じることは滅多にないので、
とってもありがたいです。
役者っていろんな人生を演じられるから、
やめられません。とっても得した気分。
そういえば、役者を始めた頃は…出演する舞台は
現代劇よりも時代劇のほうが多かったんです。
鎌倉時代のお坊さん「一遍上人」
太平記を舞台化した作品での「足利尊氏」
「新田義貞」「足利直義」
土佐日記を書いた紀貫之が登場する作品での「陰陽師 安倍幽明」などなどなど。いろんな役を演じました。
二十代、細かった。ガリガリでした。
未熟ながらも、たくさんの役を演じられたことで現在があると思ってます。
そして三十代から現在四十代まで「回路R」での数多くのミステリー作品への参加。
「帆村荘六」
「明智小五郎」
「金田一耕助」
さらには「シャーロックホームズ」
探偵役や犯人役、コメディにも挑戦したなあ。
少し太りました。いや、これで適正化としようか。
他の劇団さんへ客演もしたなあ。
気付けば、役者をはじめて20年以上が過ぎてるんだなって思うのと同時に、オイオイ、まだときめくことが出来てるぞって思っている自分。
そう、だから役者は面白い。
自分の恵まれた環境に感謝するばかりです。
ただ、実はラジオパーソナリティー歴のほうがさらに長いという事実もあるので、
だからラジオも面白い。
と付け加えておきます。
ん?なにが言いたいのか?
今度の作品もお楽しみにってことで。
役者道はつづく…
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◆ラジオ時代劇
「おもかげ抄」
作/山本周五郎
「キング」1937(昭和12)年掲載
【あらすじ】
妻に甘く「甘次郎」と揶揄される浪人孫次郎。実は見事な剣の腕前を持つことがわかり…