上演作品振り返り(お芝居編)⑩ | ミステリー専門劇団回路R ~ 回路R人のブログ

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回路Rは、ミステリー、サスペンス作品を芝居と朗読で製作している劇団です。
メンバーの活動や、稽古日誌、公演後記などを綴っています。
2023年10月より金田一耕助シリーズ「不死蝶」にて、有観客での舞台公演も再開いたしました。

どうも✖️7


(笑)時間短縮!

10作目!



江戸川乱歩傑作シリーズ『恐怖王』


怪人ゴリラ男を操り、猟奇犯罪を繰り返す恐怖王。
惨殺される美女たち。現場に残された赤いさそりの紋章。
次の犠牲者は誰か?箱の秘密とは?

名探偵明智小五郎は事件を解決出来るのか?
ご存知、江戸川乱歩の傑作探偵活劇!!
今まさに、帝都は恐怖の坩堝と化す。
恐怖、恐怖、恐怖王にご期待下さい!



はい、という事で10作目の作品は、乱歩作品2本目です。

2017年9月に北池袋新生館シアターにて上演。


この公演で、回路Rテーマ曲「夢いつわり」が作られました。

なんか明智のテーマ曲みたいになってしまったのですが、本来は回路Rのテーマ曲として作ったものなので、今後また公演でも流して行きたいと思ってますよ♬


いや〜この時は初のレコーディング、楽しかったですね〜(^^)

芝居はしててもなかなかレコーディングなんてしないですから、いい体験でした。


購入してくださったお客様は、公演後ずっと耳に残って車でずっとかけてますなんて感想も頂戴したりして、本当に有難い事です。


この恐怖王も、何故この作品にしたのですか?とよく質問されます。

割とマイナー作品と言えばマイナーなので…


劇中劇で人間椅子をやり、物語には「妖虫」「宇宙怪人」を絡めた作品になってます。

悪魔の紋章の時より、活劇という言葉がぴったりだったと思います。

コミカルにしつつも、実は底にあるテーマとしてはメッセージ性の強いものでした。


そしてご年配の方から、「とても懐かしく、子供の頃のようにワクワクしながら観てました」という感想も頂いて、思いが伝わったんだと、とても嬉しくなった公演でもあります。


そうそう、どーしてもやりたかった魔術師のワンシーン、2時間ドラマでは西村晃さんが、壁にかかった複数のお面に紛れ、壁から顔を出して明智と会話されてたあのシーン。

この公演で団長やらせてもらいました(笑)


最初、瞼の上に目を描いて目を瞑っていたので、最初気付かなかったお客様もいたようで、突然お面が喋り出したのでビックリした!って感想頂きましたね。


公演中穴の空いた壁に顔をはめ込み、みんな写真撮影してましたよ(笑)


これもまたやりたくなってきたな〜。

やっぱり年に一回の公演ペースではやりたい事が溜まっていきますねσ(^_^;)


ちなみにCDは現在も絶賛発売中なので、ぜひぜひご購入お待ちしております!