上演作品振り返り(お芝居編)⑤ | ミステリー専門劇団回路R ~ 回路R人のブログ

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回路Rは、ミステリー、サスペンス作品を芝居と朗読で製作している劇団です。
メンバーの活動や、稽古日誌、公演後記などを綴っています。
2023年10月より金田一耕助シリーズ「不死蝶」にて、有観客での舞台公演も再開いたしました。

どうもどうも!


続いて本日投稿2本目は、振り返り5作目!


『白昼夢~RAMPO MANIA~』



☆チラシ掲載文

ひとり、またひとりと血の海に沈む美女たち・・・

連続殺人鬼『乱歩マニア』の卑劣な手口に、敏腕探偵が挑む!

果たして『乱歩マニア』は何者なのか?

そして真の目的とは・・・?

 

ミステリー専門劇団”回路R”が放つ、

サスペンスフルグランドロマン!!



この作品は、2013年11月に同じく阿佐ヶ谷アートスペースプロットにて上演致しました。

団長唯一、表舞台には立たず、裏方として制作オンリーだった公演です。


出ては無いけど、この作品も好きですね〜。

って結局全部好きなんですけど(笑)


白昼夢は、全作品の中で最もコミカルなサスペンスだったと思います。

チラシは一番怖いんですけどね…σ(^_^;)


そして、一番昭和の懐かしさを感じる作品でもありました。

お話は、大阪万博の時代「こんにちは〜こんにちは〜」という曲と共に始まります。


ようやくカラーテレビが普及し始めた頃、今でいうリモコンの先駆けとも言えるズバコンが出て来たり、随所随所で昭和な感じでしたね〜。


実はこのお話の探偵と刑事は血を吸う口紅の主役、若村亜由美の両親という裏設定。


直接お芝居の中でお話に関係してくる訳では無いのですが、これもまた演者にとってはワクワクする設定のひとつです。


そして劇中紙芝居「クーマン」が登場すると劇場は爆笑の渦でした(笑)

この作品で初めて回路Rをご覧になったお客様は、コミカルなサスペンスをやる劇団と思われた方も多かったようです。


それもまた回路Rの一面。

重いもの〜軽いもの、全てがサスペンス、ミステリーであり、色んな面を楽しんで頂きたいという思いが叶った作品でした。