上演作品振り返り(お芝居編)② | ミステリー専門劇団回路R ~ 回路R人のブログ

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回路Rは、ミステリー、サスペンス作品を芝居と朗読で製作している劇団です。
メンバーの活動や、稽古日誌、公演後記などを綴っています。
2023年10月より金田一耕助シリーズ「不死蝶」にて、有観客での舞台公演も再開いたしました。

どうも!

寝る前の歯みがきに誓いを立てたものの、早速昨夜うっかり忘れて寝てしまった団長です(^^)

という事で2作目。



『血を吸う口紅(ルージュ)』(初演)

☆チラシ掲載のあらすじ
ファッションデザイナー大道寺友江の周辺で起こる連続殺人!
次の生け贄は誰か?
女刑事若村亜由美が驚愕の謎に挑む! 



こちらは2010年に、演劇フリースペース・サブテレニアンで行いました。
こちらもオリジナル。
家系譜でいうと、「アブラ男」で探偵だった万城目の孫として、山畑恭子姉さん演じるところの女刑事若村亜由美が、謎を解いていくというお話。

このお話は2017年に、少し書き換えて再演をしているのですが、それについてはまた改めて。

「血を吸う口紅(ルージュ)」は団長にとっても、とても思い出深い作品です。
この作品で団長は紀香ママという役を演じ、林団員はファッションデザイナー蒲田丈という初のおネェ役。

内容は、数十年前に起こったある信仰宗教の集団自殺という凄惨な事件で始まる物語ですが、スナック紀香に集まる若村亜由美、蒲田丈、紀香ママの3人でのシーンは、少しホッとする笑いのあるシーンを書いてくれてました。

観に来て下さったある落語家さんが、ドラマ脚本の賞レースに出せばいいのにと言って下さったのを覚えてます。

昔起きた事件がベースとなり、復讐、妬み、親子の愛、そして友情…色々な感情が複雑に絡んで、とても切なくて悲しくも、人は前を向いて歩いて行くのだという結末。

実はこれ、いつか映像にしたいなぁ〜なんて、団長は密かに思ってます(笑)

この公演で初めて服部団員がチラシを担当。

ね、クオリティが一気に上がったでしょう(笑)

このチラシ大好きです(^^)