かれこれ20年？くらい前のお話。
私は私立の医学部に入学しました。
入学するとともに部活の勧誘が激しかった
1年生は出待ちされたり、後をつけられたり、、、
入学後にいろいろ書類を提出したのだが、
その中にはたくさんある部活をまとめる部署から
の書類もあったようだ。
大学からの書類はどれも大切なのだろうと思って
全て丁寧に記入して提出してしまった
個人情報を手に入れた上級生たちは
同じ出身地や予備校、部活経験者らに狙いをつけて
勧誘をしてきた。
そういうコと一緒にいるだけで自分まで連れて
行かれそうになる。
王道の手口は、ご飯に誘うこと
奢ること
かなり高級なものを食べさせてくれます。
楽しく話をしながらご飯を奢る→次の約束→ご飯
これを繰り返していくうちにその部に入らざるを
得なくなるのです。
それから、
食事の誘いを断る新入生に対しては
「家まで車で送らせて🙏」
といって何とか近づけないかあらゆる手段を使う。
また、昼休み食堂に居合わせると当然のように
部の先輩たちが支払うし
自販機で飲み物を買おうとしていると、先輩が
お金を入れて去っていく
そういうお支払い系の風習は新入生だけではなく、
在学中ずっと続く。
とにかく
お金で羽交い締めにして、抜けられない構図を
作っているように私にはみえたのです。
自分の稼ぎもほとんどない学生なのに。
庶民の私は強い違和感を感じました。
また、部活をやると試験の直前まで放課後や休日
の時間を奪われてしまいます。
学生時代を謳歌したい人にとっては仲間もいて
毎日楽しいかもしれませんが、
留年する人が多いのも現実でした。
(1年分の学費＝外車1台分)
結局、
私は大学の部活には入らず6年間過ごしました。
親はサラリーマンなので、周りの金銭感覚には
ついていけませんでした。
それより試験を確実にクリアしていって
ストレートで卒業できるように勉強しました。
ちなみに部活に入らなくても友達いましたよ
私立医大は
部活やアルバイトもいいけど、
留年しないのがいちばん親孝行。
一個人の経験談です。
もちろんそうではない医大もたくさんあると思います。私の出身校は開業医の子どもが多かったというのも一因です。それに時代的背景もあるかもしれません。