自宅でお受験対策【小学校受験を経験して思うこと】 | 女医ママ☆小学校受験→中学受験で御三家へ進んだ子どものこと、受験のこと、育児などの記録。

女医ママ☆小学校受験→中学受験で御三家へ進んだ子どものこと、受験のこと、育児などの記録。

子どもの小学校受験・中学受験を経験したワンオペママです。超早生まれだけど御三家とよばれる中学に入学した娘のことや、下の子達のこと、自分のことなど、慌ただしく過ぎていった日々の記録と自分の考えなどを少しでも形に残したいと思っています♪



勉強の土台と学習習慣


今回、小学校受験をするための対策として
試験に必要とされるであろうと思い
いくつもの課題や実験を親子で取り組みました。
目的は点数が獲れるようになることでした。

でもお受験を終えて、ようやく冷静になると
これらは本当に子ども達のために必要な学びだった
と思いました。
世の中にある事象を学んだり、
推理思考で頭の使い方をトレーニングしたり、
これから子ども達が長く勉強していく上での
土台になるのではないかと思います。
この時期は地頭を直に刺激できるゴールデンエイジかもしれません。

 
また我が家では、
受験が終わっても家庭学習を継続しています。
3歳頃から毎日家庭学習をしていると
それが生活の一部になって、やらないと
何だか気持ち悪い感覚になるということが
私の人体実験の結果、判明しています。

「なんで勉強しないといけないの?」
と聞かれたら、私は
「あたり前のことなんだよ。」
と答えています。ご飯やお風呂と同じ扱いです。
生活の一部。


我が家では、
模擬試験も『テスト』と呼び
受験本番も『テスト』と呼ぶ
ことで練習も本番もなく、受験当日も緊張せずに
いつも通りの力を出すことができました。

これは幼児教室に染まらなかった利点でもあると
思います。お教室にいると受験、受験、と耳にし、
先生の指導も本格的になり空気の変化も
感じると思います。
そしていつの間にか、
受験=ゴール になる恐れがあります。

お教室は目的地が受験なので仕方ないのですが、
せっかく幼児期に学習することを始めたので、
私は学習を継続させることを意識することが
今後のために大切だと思ってやってきました。

なので私は
「受験が終わったら◯◯しよう」とか
「受験まであと◯か月だから頑張ろう」みたいな声掛けは一切しませんでした。
ゴールではないので。


もちろん中学受験になると自分の置かれた状況が
わかり、結果によって進路が変わるため
試験当日の緊張とも戦う必要があります。
また終わったら達成感、敗北感、開放感もあると思います。



小学校受験を経験して、
時間をかけて準備する中でその過程自体が
今後に繋がる大切な力を養うことができる貴重な機会だと思いました。 

もし就学前のお子さんをお持ちの親御さんで
お受験をしないとしても、同年代の幼児が取り組んでいるこれらの教材を是非手を取って学びのヒントにするのも楽しいと思います。