夏の信徒修養会にて 01/02
もう昔の事ではあるが、大阪の郊外で恒例の信徒修養会があった。
一泊二日で私も参加した。
夜の集会が終わった頃、一人の女性が倒れた。
意識も無い様な状態であった。
大騒ぎになり、
「この中でお医者さんか看護婦さんは居ませんか!」
と担当者は叫んでいた。
看護婦さんが一人おり、状態を見ている内に意識が帰り落ちついて来たのだが、その人は癲癇(てんかん)の持病がある人の様であった。
100人以上の集会で係の教職も数人はいた様であったが、一人として直ぐに祈りましょうと云う人は居なかった。
病人が落ちついてホッとしてから、皆で祈りましょうと云う事になったが、私はその時ショックを受けた。
神様が中心であるべき修養会で、突然起きた困難に対し、直ぐに神様に助けを求める人が誰も居なかったとは…。
実際には、私を含め、直ぐに神に祈った人は何人もいたと思う。
然し、係の教職の中には誰もいなかった様である。
ショックであったのは、多分、神様も同様であったと思う。
私達は口では、
「神にはなんでも出来る、助ける事が出来る、信じます」
と云いながら、いざとなると私達の心の中には神様は全く存在しない。
こんな信仰で一体何が出来ようか…。
神様、私達の不信仰をお許し下さい。
少なくとも、口で告白する、教壇で語る、証しする十分の一の信仰でもお与え下さい。
以上、深夜いつもの様に、
「神様どうしてあなたは働かないのですか…」
と祈っている時に思い出した(出さされた)出来事である。
神様、お許し下さい。
神業が起きない事をあなただけのせいにしていた事を…。
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