質問「今の仕事を辞めるべきか悩んでいます」 | 海南島のヨハネの黙示録

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キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

【質問】カトリックのクリスチャンです。

今している仕事の事について悩んでいます。

クリスチャンの方、ご意見下さい。

私は今、なりたい職業があり、そのために勉強しながらアルバイトをしています。

最近そのアルバイトについて悩むようになりました。

内容を簡単に言うと電話での営業なんですが、商品に興味を持ってもらうように色んな話術(マニュアルあり)を使ってお客様にニーズを喚起させ説得し、とりあえず商品についての資料を見ていただくために送付させてもらう。

私がするのはここまでです。

しかし素直に話を聞いてくれるのは100件に1件くらいで、99件の人を怒らせたり迷惑をかけてしまいます。

会社は数字が正義で、目標に1でも足りなかったらそれは0と同じといいます。

毎時間にノルマがあり、お客さんのためと言うより自分に課されたノルマをこなし会社に売り上げとして貢献することが強く求められています。

最初の研修では人のために役に立つ仕事だと聞きました。

確かに、その商品自体は人々の人生のために大変役に立つ素晴らしいものです。

しかし会社はそうではありません。

数字と売り上げが全てです。

でもその会社があることによって生活を支えられ、その商品と出会って喜んでくれているお客さんがいるのも事実です。

また、私も生活のために収入を得なくてはいけません。

お客さんや会社の役に立ちたい気持ちはあります。

しかし私は数字やお金が全てだとは思いません。

また1人を喜ばせるために99人に迷惑をかけたりするのも、言葉をまくしたてて強引に説得するのも性格には合いません。

この仕事以外しか世の中にないわけでもありません。

私はキリスト者として生きることを何より大事にしたいと考えています。

しかし生活や、この仕事のおかげで喜びがある人たちの存在があることを考えると、どうするべきなのかわからなくなってしまいます。

私はキリスト者としてこの仕事に関わるべきではないでしょうか?

悩んでいます…。


【回答】聖書の中に、

「全ての事、相働きて益となるを我ら知る」

とありますが、現実と良心の板ばさみの仕事は結構ありますね。

でも、それが後で役にたつ事もあるのですよ。

先ず、熱心に神に祈る原動力になります。

苦しみの無い時の祈りと、苦しみの中の祈りでは、段違いでしょう。

だから多くの人は断食で自分を苦しめて祈っています。

苦しい時、迷っている時、神様に聞く絶好のチャンスですよ。

まず祈って神の思いを知るのが一番でしょうね。

あとは従うのみです。

私も30歳の頃、そんな事がありました。

大阪で就職したのですが、社長と喧嘩した結果、下請けの車の運転手をする事になりました。

車は軽のバンです。

下請けは、免許もない創価学会でした。

彼は不法占拠の場所のバラックに住んでいましたが、もう大喜びで聖教新聞にこの出世を載せるのだと、床屋に行ったり写真を撮ったりしていましたが、彼は仕事はそっちのけで、縦線とか横線とか、会員の家を自慢して訪問していました。

それで私は運転手ですので、何ヶ月も一緒に訪問していました。

集会には出なかったのですが、話は散々聞かされました。

殆どの訪問先は社会底辺の生活者の様でした。

彼らから見ると、人並みの生活は大出世の様でした。

仕事はろくろくしないのですから、当然行きづまり、その下請けは出入り禁止にされ、私は学会員の運転手はしなくてよくなりました。

でも、私にとっては創価学会を知る大変なチャンスとなりました。

あと何十年間、新興宗教についての考えで役に立ちました。

クリスチャンにとっては大変に嫌な仕事でしたが、神様には考えがあり、許した様です。

あなたも耐え忍べば、これが良いチャンスになるかもしれませんね。

海南島のヨハネ


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