東京に住んでいた時、ある日会社から帰る途中、知り会いの牧師さんに逢いたくなった。
家の近くの駅へ着いたのは、夜遅くであったが、急遽その教会へ行く事にした。
その教会について知っていた事は、東京の周辺らしい、と云う事と、牧師さんの名前と教会名だけであった。
駅で聞いて見ると、隣の県に教会名と同じ名の駅があるが、今日中に着けるかどうか判らないとの事であったが、行く事にした。
途中の電車はガラガラで、一つの車両に4、5人しかいなかった。
その教会について知っていた事は、東京の周辺らしい、と云う事と、牧師さんの名前と教会名だけであった。
駅で聞いて見ると、隣の県に教会名と同じ名の駅があるが、今日中に着けるかどうか判らないとの事であったが、行く事にした。
途中の電車はガラガラで、一つの車両に4、5人しかいなかった。
こんな夜遅く、全く知らない所へ無事行けるであろうかと思っている時、乗客の一人(まともに立てない程の酔っぱらい)が立ちあがって 、私の方を向いて大声でどなった。
「ユダヤ人の末よ、恐れるな!」
もしくは、
「イスラエルの子孫よ恐れるな!」
全く知らない、しかも酔っぱらいが、何故こんな事を云うのか、全く不思議であった。
真夜中に、なんとかその町へ着いたが、その町にも教会が幾つかあり、探し当てた教会はカトリックであった。
「ユダヤ人の末よ、恐れるな!」
もしくは、
「イスラエルの子孫よ恐れるな!」
全く知らない、しかも酔っぱらいが、何故こんな事を云うのか、全く不思議であった。
真夜中に、なんとかその町へ着いたが、その町にも教会が幾つかあり、探し当てた教会はカトリックであった。
その先生が本当に親切にも真夜中、他の教会へ歩いて一緒に案内して呉れたが、そこも違っていた。
半ば諦めて、その夜は旅館で泊まった。
眠る前、幻を視た。
半ば諦めて、その夜は旅館で泊まった。
眠る前、幻を視た。
この町の一人の人が、
「私を助けて下さい」
と言って消えた。
よく朝、割合と簡単に行くべき教会が見つかった。
牧師さんとお逢いして、前夜の幻の話しをして、早々と東京へ帰った。
よく朝、割合と簡単に行くべき教会が見つかった。
牧師さんとお逢いして、前夜の幻の話しをして、早々と東京へ帰った。
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