2019年7月25日(3)
一日本人の回想⑬ 終戦 3
戦時中は、小学生には教育勅語や軍人勅諭、天皇系譜を暗記させられた。
70年後の今でも少し覚えている。
大抵の人は少しは覚えているかも…。
「朕おもうに、我が皇祖皇宗、国を肇むること…」や、
「一つ、軍人は、忠節を尽くすを…」
「神武、綏靖、安寧、威徳…」
と、126代暗記するのである。
今思うに、こんな事に時間を使わないで、自転車の乗り方でも覚えた方が良かったのでは…。
当時、日本では自転車すら珍しく、アメリカの若者は車の免許を持つものが多かった様だ。
しかし、支那相手の戦争では通用した様である。
戦闘機等の最新技術は進歩して、戦争に勝てると思ったのであろうか。
満州では、ソ連と数日の戦闘で話にもならない程の惨敗をした。
これを国民が知ったらアメリカと戦争をしたであろうか。
アメリカと戦争をしただろうか…。
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