2019年 7月23日(3)
一日本人の回想② 戦時中 1
開戦後は、
「勝った、勝った 」
と日本中大騒ぎであった様だ。
本当は大敗北であっても「勝った」である。
そのカラクリは今でも同じ、予想以上であったから。
今でこそ言えるが、「国民総員精神異常」。
喧嘩の人も侵略も人殺しも異常が当たり前かも。
戦後の回想記録を見ると、政府よりも新聞よりも陸軍よりも、海軍が現実を見ていた様だ。
その被害者の国民は「戦争をやれ」との大騒ぎ。
働き手の男は兵隊にとられ、食料も衣類も配給制になり、それを買うために、毎日何時間も並ぶ。
闇米は普通となり、それを買うのに収入では足りないので、持ち物を売る。
白米にするために、一升瓶に玄米を入れて棒を差し込んで突いていた。
今で言えば乞食の生活である。
これで戦争に勝てると思っていた様である。
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