2012年 4月
【質問】海南島のヨハネさんへ質問です。
「第三の天」(石村武治著)という本の中に、天使について、以下ような事が書かれてありました。
「御使いの守護について語る上で、私たちが心して避けなければならない問題があります。
それは、
『ペテロやパウロのごとき信仰の人には天使の守りもあろうが、私たちのような不信仰の者にはない』
と言った考え方です。
むしろ、逆です。
私たちが弱ければこそ、愚かであればこそ、御使いの格別な助けがあります。
ただ、私たちが信仰の目をもってこれを見、これを受けとめなければいけないということです。
信じない者、これを拒否する者に対しては、御使いの活動はどれほど制限となることでありましょう」
これについてどう思われますか。
よろしくお願いします。
【回答】海南島のヨハネです。
質問、感謝します。
天使についてはカトリックに多くの経験があるようです。
私は自分の経験しか知りませんが…。
天使を背後霊とか守護神とか言う宗教もあるようですが、真に的を得た表現だと感心しています。
ペテロやパウロを特別な人と見るのは人間の見る目で、神の見る眼は別でしょう。
パウロは聖書で自分を罪人の頭と言っていましたね。
聖霊も天使も良心も心が清い時には内住していたが、汚れた心がそれらを追い出し、やがて良心すら解らなくなる…。
これが普通の人でしょう。
信仰が無ければ、神もイエス様も働けない。
神は全能とはとんでもない…自分の作った掟は破れないのです。
この世で極悪人と見られるヤクザでも、天使のような姿で幻に現れましたよ。
私の義理の弟の一人は山口系の組長を数年やっておりましたが、刑務所を出て、間もなく他のヤクザに殺されました。
しばらく後、
「義兄さん、自分に出来る事は何かありませんか」
と聞いてきたので、
「頼む事は何も無いよ」
と答えましたが…。
この男は私に対しては絶対服従で、命令すれば人殺しでも何でもする姿勢でした。
生前中は、私に失礼な事を言った事は一度もない…。
あんな礼儀正しい人は他になかったですね。
聖霊も天使もかなりの部分でだぶっていると思いますが、信じない者や拒否する者には働きが少ないでしょう。
どんな人でも生まれた時には天使から見れば、王子の存在ですが、やがて成長すると彼らが邪魔になり、それを追い出して、まるで孤児のような人生を送っていますね。
頼るべきは自分のみ、と…。
誰でも心を清くして 住んでいたこの世の霊を追い出し、良心を取り戻し、王子の身分を回復する。
これがキリストの救いです。
「即ちその名を信じせし者には、神の子となる権を与え給へり」(ヨハネの福音書1章12節)
その通りです。
長くなりますので、又…。
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