本心からの奉仕が人の心を動かす | 海南島のヨハネの黙示録

海南島のヨハネの黙示録

キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

2013年 11月

【質問】プロテスタント教会運営してます。

来年の目標で、社会的貢献(大袈裟ですネ、町内ゴミ拾い)とか考えてます。

他に、何かなさってる教会さん御座いましたら、教えてください(カトリックさんもお願いします)。


【回答】私もゴミ拾いは何十年もやりました。

教会運営とはどんな立場でしょうか…。

カナダの英国人が多く住む町にしばらく滞在した時の事、町にゴミが見当たらず不思議に思っていました。

しばらく後で判りました。

夜中に真っ黒な服を着た老人が大勢、落ち葉や道路の掃除をしていたのです。

毎日のようです。

昼間、道路のゴミをそっと拾って自分のハンドバッグに入れる女性も見つけました。

市民全員がゴミ拾いの習慣のようです。

それで、日本でも毎朝の散歩で真似をしてみました。

毎日レジ袋 一つ位ですが、それでも道路はかなり綺麗になりました。

自分の為だけでも値打ちがあると思っています。

あと、地下鉄の駅付近や新大阪駅でも毎日通りがてらやりましたが、かなり綺麗になりました。

中国でも近所の散歩コースがゴミだらけで、海岸のゴミを毎日拾いましたが、凄い量で、学生を動員して一日に軽トラいっぱい分、2~3ヶ月掛りましたが、結構きれいになりました。

中国人がやって来て、

「それは売れるのか、どれだけ儲かるのか」

と聞いてきましたが、無償の奉仕とは到底理解が出来ないようでした。

何ヶ月か後、かなり有名になり、本当に無償らしいと認めるようになり、行政も中国人が捨てたゴミを外国人が拾っている…というのが問題になったのか、海岸を掃除区域に入れてくれました。

おばちゃんが朝から晩までほうきで掃除しているのです。

近所の何千人の人の意識が変わりました。

殆どの中国人はボランティアは売名行為と信じていたようですが、中には 本心からのボランティアもあると…。

一人の本心からの行為は、何十人の教師よりも、教会の何年の説教よりも、人の心を動かしました。

ゴミ拾いだけでなく、本心からの他人への奉仕は神様の思いでもあるようです。

ただそれが何かの手段であるならば、人の心は動かないでしょう。

毎日見ている人は、観察していますよ。

海南島のヨハネ


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