日本の教会の問題点 | 海南島のヨハネの黙示録

海南島のヨハネの黙示録

キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

2013年 7月

【質問】プロテスタント・キリスト教会で、“特に聖書的ではない”あるいは“全く聖書的ではない”のに、頑なまでにこだわって行われている慣習はなんでしょう?

①十分の一献金・・・厳密には「旧約時代(イエス様十字架前)」の捧げ物の規定であり、キリスト復活後にその指示はない。

②日曜日礼拝・・・イエス様の復活、初代教会クリスチャンが「日曜日」を中心に集まりを持っていたことは確かだが、いわゆる現代の「日曜日」の礼拝プログラム出席“厳守”を命じている訳ではない。また「礼拝」は日曜礼拝出席という意味ではない。

③クリスマス集会・・・このために、膨大な時間とお金・労力を注ぎ込んでいる。「伝道(人々の救い)のため」と言うが、実際には「クリスマス集会開催」だけで満足?しており、「宣教」になっていない。また、この時以外ほとんど伝道しない。

④(歌集としての)「讃美歌」「聖歌」・・・あまりにも古く、意味不明の「文語体」の歌詞にこだわる。現代風の素晴らしい賛美曲もあるのに、「讃美歌」「聖歌」の方が神の前に?優れていると思い込んでいる。「新しいもの」を受け入れたがらず、今まで親しんできた「古いもの」を好んでいる。

⑤オルガン演奏・・・聖書に出てこない近代の楽器の伴奏で、直立不動で賛美している。むしろ、かき鳴らす弦楽器やラッパ・笛・様々な打楽器を使って、喜び踊りながら神をたたえる方が聖書的。

⑥教会堂建築・・・使用頻度が少なくても、お金のかかる「自分(たち)の教会」を持ちたがる。牧師・教会員の「ステータス」になっている。本来外へ出て行って行う「伝道」さえも、「教会堂」内に閉じ込めている。

⑦その他

補足

念のため・・・私は一般の地域教会を敵対視している訳ではありません。

また、断罪している訳でも、自分の正しさを主張している訳でもありません。

ただ、これらの「慣習」によって、神の働きを制限したり、一部の信徒(及び求道者)を苦しめていることに対して、問題提起をしているのです。


【回答】79歳 元 宣教師です。

現在の教会は聖書的では無いとの指摘ですが、そう思っている牧師さんも沢山いるようです。

神学生の時はそう思っていても、いざ当事者となると、従来の決まりを覆すのは大変のようです。

組織から離れて独力でする他は無いようです。

多くの聖職者は、

「聖書的では無くても、罪でなければ、それでも良いではないか」

というのが現状でしょう…。

みんなその立場になれば、若い時の信仰も情熱も変わるでしょう。

ましてや家族がおると、信仰を貫くのはもっと大変ですよ…。

私は中国に6年住んで、色々な教会を見てきましたが、家の教会(地下教会)が一番、神の思いに近いと感じています。

会堂もなく、牧師もなく、献金等は勿論なし。

でも、心に感じて何かを奉仕する、誰かを助ける…これは自由です。

田舎の信者を訪問した時ですが、私が来ているので、みんな来ないかという連絡が各所にあり、やがて20人位の人が集まり、近況報告や挨拶が済むと、

「最近、神様の摂理によってこんな事があった」

との証が始まり、それを聞いた人たちから賛美が起こり、そして霊に感じた人が、聖書の何処かにそれと同じことが書いてある、とその説明を始め、そして祈りだす人も多くなり、感動する人も現れ、5時間も経っているのに誰も帰る人もなく、私は原始教会を見る思いでした。

司会者も筋書きも会堂もなく、でもイエス様の臨在が濃厚でした。

こんな教会が日本にもあるかと探しましたが、まだ見つかりません。

私は神の通訳を長いことやっていましたので、神の思いは聖書の解釈よりも良く知っているつもりです。

十分の一献金・・・これは神は禁止されてはいないが、神の思いから遠く離れている。

日曜やクリスマスは、神を愛する行動に優らないでしょう。

聖霊が命ずる事が礼拝より優先です。

しかし、これを牧師が言うと、教会は滅茶苦茶になるでしょう。

質問者さんは、聖霊と共に歌う賛美をご存知でしょうか。

意味は全く判らなくても、メロディーは天国のメロディーのようです。

会堂建設については、人間の力だけで建てるのは不信仰の表明だと思います。

9割以上は神に負担してもらい、一割は子供たちが協力するという表明で良いでしょう。

私はこれを言うので、各所の教会から嫌われ、説教は2度と依頼はありませんね。

2、3を除き…。

でも神とイエス様に好かれれば、それで十分です。

海南島のヨハネ


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