2018年 11月21日（２）
多分40年くらい前、淡路島に別荘地を買った。
当時は地価が毎年上昇していた。
そのうち大阪に自宅を建てることになり、別荘地は売ることにした。
買値で売ることにし、相場より破格で安くしたにも関わらず、直ぐには売れなかった。
なぜ売れないのか神様に聞いていた。
返事があり。
「売るために買ったのではない」
と言われた。
その頃、近くの教会が立ち退きを迫られており、これは神の計画だろうと売るのをやめて教会堂建設のためタダで貸すことにした。
私の自宅は土地売却をあてにしていたので、かなりの金額を銀行で借りた。
当時は利子も高かった。
三十年あと教会堂は改築することになり、教団は、
「契約書を作りたい」
と言って来た。
教団の言い分は、
「30年間文句も言われずタダで借りて来たが、教会堂が出来てから気が変わり『土地を返せ』と言われたら困る。タダで貸りる契約をしたい。」
私は、
「神の命令と信じて土地を貸しているので、人間的な契約はしない」
と…。
神よりも常識的な契約を重んじるキリスト教団。
これで日本一のキリスト教ペンテコステ教団だそうだ。
私の知る限り、他教会も似たり寄ったり。
川崎の教会では宣教師が挨拶で、
「金が無ければ何も出来ない。だから献金を」
と言っていた。
中国の熱心なクリスチャンが聞いたら驚くだろう…その不信仰さに。
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【管理人のコメント】
ヨハネさんのこのお話を読んで思い出したのは、最近YouTubeで見た動画です（もう消されたみたいです）。
ある若い牧師が有名実業家二人に対し、
「教会に若い人を呼びたいのだけど、どうすれば良いか」
と相談するものでした。
「どうして若い人を呼びたいのか？」
と問われると、
「教会は献金で成り立っているので」
と答えました。
私は非常に驚き、
（これが今の日本のキリスト教会の現状なのだろうか？）
と、失望してしまいました。
お金を集めるための教会なら、ない方が良いでしょう。
でも批判しても仕方ありません。
主よ、私たちの不信仰をお赦しください。
どうぞ私たちにまことの信仰をお与えください…。
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