中国共産党の宗教政策について | 海南島のヨハネの黙示録

海南島のヨハネの黙示録

キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

【質問】 中国共産党の宗教政策について。

中国には未だに地下協会があり、共産党の意を汲まない団体を弾圧するイメージがありますが、現在はの状況はどうなっていますか?

去年のニュースで、国内の宗教者を育成する傾向があると聞きましたが、現在は所謂、地下教会も是認しているのでしょうか?

宜しくお願いします。


【回答】私は中国の南の端に3年住み、何箇所かの教会に関与しています。

中国は大きい国ですから、何事につけ法律は同一でも施策はピンからキリ迄の様です。

訪問した南部の教会は日本で聞いていた事とは大違いでした。

例えば聖書は印刷出来ないので、日本から運ぶのだと聞いて、多くの人が運びましたが、公認教会では売店に多くの出版物共に多量に売られていました。

事実は、貧しい人が聖書が買えない、又、地域によっては売られていないが正確のようです。

地下教会…家の教会と呼ばれています…は殆ど公安、警察の黙認で、かなり把握されていて、信者の数が多くなると、そろそろ公認の手続きをしたらどうですか、と言って来るそうです。

地下教会でも、目印の十字架を出している処もあり、半分は公認状態でしょう。

当地でも、この3年くらいは宗教対策はゆるくなり、仏壇屋も出来、店内に仏壇を置いている処も沢山あります。

カトリックは一人子政策に反対の為、これに対しての弾圧?はあるようです。

私の地方では、弾圧の話は全く無く、逆に政府は共産信奉者から、クリスチャンを守っているように感じます。

宗教の信者は公務員や関係企業等で立場が悪くなるので、そういう人は登録の無い地下教会に所属するようです。

宣教もかなり大胆で、アメリカ人は授業中に学生に聖書の話をしていますし、私も時折していますが、外人に対しては、政府はノータッチのようです。

一度逮捕はされましたが、日本人と判ると只只、当惑して、これは無かった事にして欲しいとの様子でしたので、勝手に帰って来ましたが、そんな程度です。

中国の多くの若者は、共産主義に失望し、真理を熱心に探求しているようです。日本のへなへな無神論者やクリスチャンとは、段違いのようです。

中国は広いですから、問題を起こす教会の地方では弾圧が厳しいかも知れません。

海南島のヨハネ


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