質問「宗教に入ったきっかけは何ですか?」 | 海南島のヨハネの黙示録

海南島のヨハネの黙示録

キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

質問:特定の宗教に入っている方に質問です。何がきっかけで、そしてどうして入ったのですか?

例えば何かあった時、自分の考えよりも宗教での教えを優先するのですか?それとも、教えがあるからこその自分の考えで、どちらを優先とかはないのでしょうか?

私は宗教に入ったりしていないので、自分以外のものをそこまで信じられるというのがある意味すごいと思います。

宗教を否定、批判している訳ではなく、前から一度聞いてみたい事だったので質問してみました。

よろしくお願いします。


回答:私は50年来のクリスチャンですが、私が宗教に入ったのではなく、宗教が私を自殺直前に助けて呉れたのです。

20歳の頃、山口県の田舎で電気工事の職人をしていましたが、一念発揮して上京し、一生の念願であった大会社へ就職でき、田舎の人からみれば大出世でした。

しかし半年も経つと、あまり幸福でも無い事に気が付き、幸福の追求を始めました。

2年間位、毎日人生論関係の本を熱心に読みましたが、結論は、生きる事の無意味、自殺でした。

もう来週は自殺しようと決めた夜、朝まで泣いていました。心の中では死にたく無かった…泣きながら言っていました。

「誰でも良いから、私を死ぬ事から助けて下さい」と。

これは祈りでした。無神論者の私がです。

次の日、何気なくラジオを聴いていたら、家の近所に教会がある事を知りました。行って見ようとの気になり、教会に行きだしました。

そして私は人生論からも、死からも助け出されました。

私の泣き声を聞いて助け出したのは、イエスキリスト一人でした(その頃は日蓮宗関係の本を読んでおり、教会は遠い存在でした )。

死に直面したら無神論者は有り得ない、これは私の経験です。

海南島のヨハネ

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