神の出す答えは、しばしば従いにくい

2007年 9月13日

人の行くべき道について祈りを求められたり、又、「神様に聞いて下さい」と頼まれたりする事が時々ある。

これは本人にとっては重大な問題であるが、神様に聞く事は最近断っている。

それは、今迄に何度も苦い経験があったからである。

神様が示される方法は、通常簡単な内容ではない。

現在の立場をひっくり返す程の回答かも知れない。

例えば「学校は辞めなさい」又は「どこの学校に変わりなさい」とか、「会社は辞めなさい」とか「現在の事業は辞めなさい」とか、従うに容易でない事が多い。

誰かが嘆いていたが、何で神様は最善の道しか示されないのであろうか。

従い易い次善の道も示されても良いではないか…。

多くの宗教の様に、やり易い事を教えて呉れても良いではないか…。

ここが、

「完全であれ」

と云われる天地創造の神様の違う処の様である。

これは神様の立場から見ると判らないでもない。

現在やり易い事であっても、長い目で見れば結果的に見て良くない事を神は言われない。

不完全な人間の親であっても、子供には最も幸せになる方法を教えようとする。

人の行くべき道についての神様の返答は、当人から見ると、到底、従い得ない奇想天外な事が多い様である。

これを当人に伝えても９０％以上従わない。

いや、従えない。

そして罪意識だけが残る。

結果的には、神様に聞かなかった方が幸いである。

人生の方向については、神様は当人が従える時に、又、一番適当な時に、神様は直接何らかの方法で教えて呉れる様である。

散々抵抗して、遂に会社を辞めて献身したと云う話は良く聞く。

私も１０年も勤務して居心地の良かった会社をついに辞めた。

一年以上も聖霊に抵抗したが…。


こう云う大問題でなく、日常の小さい問題でも神様は実に良く教えて呉れる。

私の場合も週に２、３回はある様に思う。

それぞれの専門家から見れば何でもない事かも知れないが…。

一番多いのは、何かを買いに行って、いざ買う時になったら買う必要のない事を思い出す。

いつも思うのであるが、早く教えてくれれば買いに行かなくてもすんだのに。

こう云った事は、私は神様からの祝福の一つだと思っている。

世の中何でもピンからキリ迄有る様で、これは誰でも経験はあると思う。

例えば物を買うにしても売るにしても、ピンとキリでは２倍４倍の差は普通であると…これは私の持論である。

神様が祝福し愛して居る子の為には、惜しまず最高の方法を教えて呉れると思うのであるが、神が祝福出来る状態にする事は、人間の仕事である。

祝福されない最大の理由は、神に敵対している事の様だ。

人を憎む、うとんじる、無視する、愛さないすべて神への敵対である（聖書の通り）。

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