王様物語3 | 海南島のヨハネの黙示録

海南島のヨハネの黙示録

キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

王子は命令を出して、病と言う名の牢屋から多くの人々を釈放 した。

また絶対に帰る事が出来ないとされた、死と言う離れ島からも数人の人を帰させた。

それを見て、王子を信じた人々も多くあった 。

ところで、王家の家族になる為には条件があった(なぜなら王様は非常に聖い方であり、又、正しい方であったので)。

王様の嫌う悪行から離れる事と、又、王様に対して心から謝罪することであった。

多くの人々は悪という名の親方の手下であった。

この親方とは緑を切らないと、王家の家族にはなれなかった。

王子は人々を説得して言った。

「私が王子であることを信じて私について来なさい 。わたしに従う苦労は、今までの苦労にくらべてとても小さいものであるから」

しかし、ある人々はこう言って王子の説得を軽ろんじた。

「彼は魔法使いであって、王子ではあるまい」

又、他の人は言った。

「私は悪と言う親方が好きだ。彼の仕事をする時には、ぞくぞくする楽しみがある」

又、他の人は言った。

「私が何で王様に謝罪しなければならないのか?私は王様と何の関係があるのか?」

こう言って、多くの人々が去って行った。