そのころ、私の霊は強くなり真夜中に一人で墓場へ行っても全く平気になった。
家の近くに大きな墓地があったので、夏の真夜中、良く出掛けた。
墓石に書いてある字を読みながら、又、祈りながら、よく散歩した。
ある夜、寝ようと思っていると、もろもろの霊がやって来て、ガヤガヤとやかましいので「ダマレ」と云ったら、ピタリと止まった。
霊達が私に従うのはとても愉快であった。
幽霊が出てきたら、一度ゆっくり話しをしたいと思っていたが、一度も会った事がない。
(話しは前後するが、1986年のお盆、大阪の北摂霊園と云うとても大きな墓地に深夜出掛けて、明け方迄頑張ったが、ついに一人の幽霊にも会えなかった)
この頃、神様の語りかけは多く不思議な出来事も多かった。
夜、寝ながら祈っている時、神様と話しが出来る様になった。
その頃、毎晩の様にそうであった。
話しは多分、5分~30分位で、実は、私が直接話しているのではなく、幻の中に出て来た私が神様と話しているのを見ているだけである。
しかし神様の姿をみた事はない。
![]() | 新約聖書英和対照 1,296円 楽天 |