【10】No.12。 | ガイハ日記。

ガイハ日記。

ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

【あらすじ】

入国審査で無事、ハワイに受け入れられたG&P。
『なんとかなる』と理由無き自信に満ち溢れながら、ホノルルの地に足を降り立つのであった。


エスカレーターを降り、トランクを受け取った後にJTBカウンターへ。
ここでも柴崎一家にめぐり合う事が出来なかったので、荷物を預けた後に身分証明代わりの『OLIOLIカー

ド』等を受け取り、2階のバス乗り場へ。


15分程待ち、送迎バス到着。
当然車内は日本人のみ。
そしてJTBの係員によると、JTBツアー初心者の人間はこのままホテルには向かわず『アラモアナセンター』で行われる説明会に参加しなければならないとの事。
おそらく柴崎一家も先に向かっていると思われるので、センターに向かう事に。


マクドナルド…
セブンイレブン…
サブウェイ…
マツダ…
そして、後ろ姿でそれと分かる日本人のおばさん集団…


バスから覗く外の景色は日本とほぼ変わらず。
通りも日比谷辺りとたいして変わらないような…。
強いていうなら右側通行な事くらい。
ハワイに来た感が…



20分程走り『アラモアナセンター』到着。


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説明会まで15分程、時間があったのでぴっぴは外で一服。


そして会場へ。


またも柴崎一家を発見出来ず、学校の授業を思い出す様な眠気いっぱいの昏睡状態に睡眠薬を盛るような長々とした解説を右から左に華麗にマタドールの如くいなし、時刻も12時になろうとしていたので昼食を取る事に。
センターの向かいに『ケンタッキーフライドチキン』を発見したので、ハワイはじめての食事は海外仕様ケンタに決定。


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30カウントの信号を渡り、ドアを開けると店内にはいかにもゴスペルの上手そうな大柄の黒人女性店員が3人。


店『アロハー』
G『アッアロハ…』


はじめての海外の雰囲気に若干戸惑いつつも、メニューを確認。
当然全て英語表記で中身がわからないので、写真で判断をするしかありません。
さすがアメリカ、チキンが10本以上入っているセットなどもあり全体的にボリューム満点、ほどほどに食べられそうだったのが『12番』のチキンバーガーセットだった為、単品のフライドチキンと合わせて注文する事に。


G『あ…とぅえんてぃーんぷりーず!!』


すると


店『はん?』


明らかに『なんだこの馬鹿は?』といった表情でガイハの顔を覗きこむ褐色の店員。


何なのだ。
12だ。
12だと言っているだろう!?
何故伝わらないのだ!!
馬鹿はいったいどちらだというのか!?


G『でぃす!でぃす!』


やけくそで『This!』を連発し、『あー?』とため息交じりのレジを打つ店員。
そしてチキン1本を追加しオーダー完了。

するとトレイにボンっとコップを置き、無言で去っていきました。

さっきから何なのだこの接客は。
日本ならクレームもの。
おそらく馬鹿な観光客には馬鹿に似合う対応しか出来ないという事なのだろう!
許せん!実に許せん!!

ところが、先に会計を終えたぴっぴを見ると、コップにサイダーを注ぐ仕草。
セルフサービスでした。



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暫く待っていると、セットが到着。


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何故かチキンが2本でしたが、美味しかったので全て許す!


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だって海外だものね!


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※後日談
日記を書きながら調べていたら、12はTwenteenではなくTwelveでした。
本物の馬鹿はガイハでした。