【あらすじ】
付け焼刃の英語で全くコミュニケーションを計れなかったガイハ。
日本人として闘う事を誓うのであった。
数時間後、朝食の案内で起こされるガイハ。
結局、寝たり起きたりの繰り返しで2-3時間しか眠る事が出来ず、膝と痛みと合わさって不快倍増。
G『…はぁ。』
ハワイ時刻では朝7時。
という事は残り2時間でホノルルの地に降り立たなければなりません。
朝食の時間。
パンにジュース等、僅かな食料が供給されるも写真を撮り忘れる程の眠気で口につけず。
いっそこのままホテルのベッドまで搬送しておくれ!
それから程なくして、耳鳴りと頭痛に耐えながらハワイ上陸。
顔も洗えず、髭も反れず、外タレの来訪ならさぞかしがっかりされる“いでたち”で飛行機を降りるガイハ。
先に降りた柴崎一家を探すも、立ち止まれるような雰囲気ではなかった為、出口付近で集合出来ると見込み、先を急ぐ事に。
一旦外に出た後、ぎゅうぎゅうのバスに乗り、別フロアでいよいよ入国審査。
ところが、飛行機を降りたのが遅かった事もあり、大行列。
20分程並び、あと残り半分くらいとなったところで、係員に『こちらに来い』というようなジェスチャーを受け、訳も分からぬまま隣の列へ。
よく見ると、先ほどの列よりこちらの列のほうが人が多い!!
しかも背後には“次の便”の人々。
まさにアウェーの洗礼でした。
そして、緊張の入国審査。
1-7までブースは7つ。
それぞれひとりひとり呼ばれるのを待ちます。
1番は肌の黒い強面の審査官。
どんな事があっても1番は避けなければなりません!
審『Please come…』
呼ばれたのは…
1番!
終った…
審『May I see your passport?』
G『イエスイエス!!』
ビクビク…
よくわかりませんが、パスポートと言われたのでパスポートを提出。
審『What's the purpose of your visit?』
G『さいとしーいんぐ!』
ビクビク…
よくわかりませんが、恐らく目的以外聞かれないだろうと思い、適当に返答。
写真を撮られ、指紋採取。
審『アリガトウゴザイマシタ!』
あっさり通過。
実は良い人でした。
ところが、隣のブースで審査を受けていたぴっぴがなかなか出てこず。
いったい何があったのか。
パスポートか。
急増パスポートで疑われてしまったのか!?
英語か。
英語がわからず思わずファ○クと答えてしまったのか!?
もしや髪…
ようやく、通過。
P『いや、滞在先を聞かれてホテルの名前を知らなかったんだ…。』
宿泊先すら知らない男がここにいました。