性を捨てられた日。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

『クリコイ.com』で、『男性のテンションを上げる一言9パターン』が紹介され『クリスマスの予定は?』『イルミネーション見たいけど、一人ぼっちじゃ淋しいね』等が挙げられていた今日この頃、皆さん聖夜に向けて沢山の“種”ばら撒かれていませんか?
冗談半分で伝えるのがコツだそう。
は?
…おっとつい本音が出てしまいました。
ありえないですよね。
もちろん、似た様な経験も無いどころか、その気持ちも理解出来ず。
こんな言葉で引っかかるのは初心な子羊くらいなもの。
当然、『同じ様な経験』も無し。
まともな人間であれば、気持ちが高揚するどころか、真冬の海の潮のようにさっーと引いてしまうに違いありません。
それならどんな言葉なら“上がる”のか。
それはもちろん
『リアーール!!』
応えは1つ
『ボーーイス!!』
さらに
『ハッピーー!!』
もちろん
『オレーーンジ!!』
これで掴みはOK。
どんな男もイチコロでしょう!
って“れしーと”だけですよね。
マニア向け過ぎました。
ちなみに、ガイハが最もぐっと来る一言は
『プレゼントの別荘は軽井沢が良い?それとも北海道が良い?』
物だけ、有り難く戴きたいと思います。



さてさて昨日に続いて『入れ替わり話』。
あれは、今でも忘れもしない園児時代…

はい?
思い出話なんて聞いて無い?
繋がりがおかしい?

ええ。
わかってます。
でも知りません。
存じあげられません!

だって所詮"お決まり"のパターンですもの。


というわけで、
あれは今でも忘れもしない幼稚園時代。
毎月、全クラス合同で誕生月のお祝いパーティーがあり、その季節にあった催し物が行われていました。

7月。
おそらくテーマは『七夕』。
ガイハが彦星となり、まだ見ぬ織姫との情愛をロマンティックに描いたラブストーリーが待っている筈。
さあ出て来い、7月生まれの"脇役"たち。
そして主役のボクを讃えよ!!

ところが、同じ月に生まれたクラスメートは
ガイハと名前が1字違いの女子のみ。
織姫か。
君が織姫か。
よりによって1度も会話を交えた事すら無い彼女が“伴侶”。
天の川よ、今直ぐにでも氾濫しておくれ!!

すると先生が一言。
『今月のお誕生日は2人しかいないのよね。あっそうだ!先生良い事思いついた!2人とも名前も似てるし、いっそ入れ替わっちゃいましょう!』

『性交換』決定。
人生はじめての女装。

『早く着替えろ!』とクラスメート達。
壇上で戸惑うガイハ。
『さぁ!』と口元を緩めながら、強制する先生。
もはや逃げ場無く、おもむろにスカートを履くと

『わーホントに履いたぜー!』
『マジだせぇー!』
一同爆笑。

本来、保護する筈の先生も
『あらー似合うわよ、あはははは。』

屈辱。
いったい何が楽しくて、お祝いの席で恥をかかなければならないのでしょう!!

結局、散々に冷やかされ
玩(もてあそ)ばれ
その場は閉幕しました。

一生消えない傷と共に。


唯の"いけにえ"ですね。
晒しモノ。

今ならネタに出来ますよ。
むしろ、奇抜なファッションも大槻ケンジメイクも、パンチラだって今では普通。
挙句に渋谷で絶叫。

恥じらいをなくしたのは、誕生会が原因…
と言わせて下さい。

はい。
そういう事にしておいて!

それはさて置き、
とにもかくにも、当時は純粋無垢なウサギの少年。
かわいそうですね。
涙が出ますね。

というわけで、季節外れの誕生日プレゼントを戴けませんか?
年中受け付けていますので。
ええ。