お年寄り宅に押し入り現金を奪った強盗が、帰り際に『男物の洗濯物を干して1人じゃないと思わせろ』『これじゃ簡単に鍵を開けられる。しっかり閉めろ』などと説教をしていた今日この頃、皆さん同居人は妄想の住人ですか?
尚、別の犯行時も『2階の窓の鍵もちゃんとかけろ』などと話していたのだそう。
親切ですね。
是非ともガイハ宅にも着て戴きたいもの。
『お前の部屋は汚すぎる!』
『鍵…どころかドアが閉まらないじゃないか!』
説教。
そして
『ちっ仕方無いな。ほらよ片付けてやるからな。』
一緒に掃除。
ついでに窓吹きや靴磨き、洗濯まで。
『ありがとう泥棒さん。また来週!』
こうして快適クリーンライフを取り戻すので…
って家政婦ですよね。
趣旨が違いました。
ちなみに忠告しておきますが、“本業”で来られても、誠に残念ながら価値あるものは全くありません。
強いていうなら“れしーと”の楽器くらい。
というわけで、タンバリンと引き換えにお掃除お願い出来ませんか?
干しっぱなしの洗濯物なら、大量にありますので。
【あらすじ】
縦笛の音と共に、まさかの復活を果たしたドン・ワールド。
"先生"の言い訳と共に、今日もまた遅刻が確定するのであった。
U『はははは久しぶりだなオルデローズ!』
!!
悲鳴の中、現れたのは死神マントに仮面姿のスクリーム。
そして手にはランタン。
U『ハッピー!ハロウィーン!!みんなーお菓子の時間だよー!』
爽やかな叫び声で、パレードを行うドン・ワールド。
G『…』
呆然。
面食らう男。
叫ぶ女。
このままでは平和な週末が、一瞬にして悪夢の餌食になってしまう!
U『ほらー君ー!!』
あぁそうだ
いつもの…
G『リアール!!』
U『ボーイス!!』
U『ハッピー!!』
G『オレンジー!!』
U『お前らーーー!!パレードの始まりだーーー!うぉぉぉぉぉぉーーー!!』
開幕の“宣言”と共に、何かに弾かれた様に、ひとり駆け出す死神。
そして遠くから
U『うぉぉぉぉーーーーい!!』
あぁ…
もはや"予感"では無い、嫌な"確信""。
慌てて駅の階段を登ると
U『い・け・ぶ・く・ろーー!!かかってこーーーいい!!!!』
そして仮面のまま、女子高生やサラリーマンに"挨拶”。
これはもうテロ行為以外何物でもありません!
止めなければ!
しかし、もはや彼は高校時代から知っているU田さんとは別人。
今のガイハに出来る事といえば…
逃走!
さよならドンさん。
今までありがとう!
と、踵(きびす)を返そうとしたその時、
U『おぉぉぉーいガイハー!!』
ビクッ
ほぼ同時に、駆け出し
U『いくぞーーー!!リアール!!!』
G『ボーイス…』
U『声が小ーーーーさい!リアール!!』
大注目。
あぁ…。
G『ボーーイス!!』
破滅の予感。
【次回予告】
のっけから早々、"限界越え"にチャレンジするドン・ワールド。
その傍ら、約8か月ぶりに"真"の『2代目』が復活を果たす!?