米ウエストバージニア州ベックリーで、専門家がいない為に正常に作動していなかった信号機を、正体不明の『謎の修理屋』によって修理された今日この頃、皆さんテレビやレンジを叩いていませんか?
市長や関係者は『誰がやったのかはわからない。お礼が言いたいのはもちろんだが、何か仕事を依頼したい』と話しているのだそう。
何とロマンチックな響きなのでしょう!
1度は呼ばれてみたい『謎の修理屋』。
その正体は、正義の使者か。
はたまた、唯の信号マニアか!?
『謎』が『謎』であり続ける限り、今日もまたどこかの街の交差点に、彩りを添えているに違いありません。
覆面に、電飾全身タイツ姿で。
ヒーローですね。
ちなみに幼少期、将来の夢は『信号の配置や仕組みを考える人』と公言していたガイハさん、まさに『謎の男』にうってつけ。
しかし残念ながら高所恐怖症。
少年の夢は、涙・涙の末に儚くも散って…
良かったですよ。
そうで無ければ、今頃作業服にヘルメット。
『リアルボイス』ではなく、『現場の声』を発していたかも知れません!
くわばらくわばら。
というわけで、信号機に想いを馳せつつ、今日もまた駆け足で渡っていきたいと思います。
人生の赤信号を。
LOVE ME うしろ指
HOLE ME さされ組
あいつはだめなやつと
レッテル貼られたってー
すわっ!
後ろ指で右心房まで突き刺されたいガイハです!
嘘です。
頭からほら吹きました。
苦情はNon-Non。
所詮、偽りの"自称"21歳。
口ずさむ歌は若くない!
良いんだ!言いたいだけなんだ!
マイクを置くまで、ファンすら居ない永遠のアイドル。
ところで昭和の歌謡曲と言えば、先日とあるアーティストが、ひとり野外コンサートを行っていました。
誰もいない裏通りで。
年齢は30歳前後、肩まで伸ばした黒髪に今やアメリカでもお見かけ出来ないピチピチのタンクトップという出で立ちで、ステッカーだらけのアコースティックギターを抱え仁王立ち。
打ち込みデータの入ったラジカセをセットし、いざ演奏スタート。
じたばたするなよ 世紀末が来るぜ
欲しけりゃ 今すぐすがりつけ
乾いた空気に透き通る声。
何かのカバーか。
どこかで聴いた事があるような…
NAI-NAI-NAI 恋じゃない
NAI-NAI-NAI 愛じゃない
NAI-NAI-NAI そこが危ない
NAI-NAI-NAI16!
シブがき隊でした。
しかも、カバーだとわからない程に上手い!
残念な位に上手い!
なのにアイドル。
確かにNAI!
この馬鹿馬鹿しさはNAI!
しかもよく見れば、ギターすら同期モノ。
弾いているふりをしながら、全て空ピックという名の空振り。
いったいこれをお飾りと呼ばすして、何と呼ぶのでしょう!
結局、1度も"演奏"をする事無く、自己満足のライブ終了。
こうして、牛首を懸けて馬肉を売る様にギターを懸けてエアを売った男は、投げっぱなしの敗北感だけを残して、立ち去っていきました。
悔しい…!
ただ茫然と、もどかしい程に悔しい!!
やはり、ここは同じエアアーティストとして負けるわけにはいきません。
こうなれば、ドンさんと久しぶりのライブか。
ALTA前、待ち合わせの人々に向かって
『きっと君は来ないー♪』
『愛しい彼女はもう来ないーもうーもう二度と来ない~ぼーけぼーけ待ちぼうけー♪』
そしてマヨネーズの着ぐるみでギターパフォーマンス…
って昨日と同じですよね。
言いながら、聞き飽きてしまいました。
いよいよアルツハイマーでしょうか。
ご愁傷様です。
という訳で、この悔しさを晴らす為、さっそく武者修業の旅に出ようと思います。
ひとりカラオケ館で。
わっふー。