シンガポールで、市伝説や歴史を垣間見ることができる「肝試しツアー」が話題を呼んでいる今日この頃、皆さん”ふ”が抜けてませんか?
アジア超常現象調査会社(API)が主催する同ツアーは、墓地や廃屋、うち捨てられた村などを巡るもので、ただ怖がらせるだけではなく教育的で知的な内容だという。
夏の風物詩と言えば、誰もが真っ先に思い浮かべる『肝試し』。
海外の幽霊の怖さは、日本のおばけのそれとはまた全く異なるものなんでしょうね。
傘を被ったマーライオンに火の玉マーライオン、口裂けマーライオンに一つ目マーライオン…
全てマーライオンでした。
ええ。
つまり、その…
シンガポールの事を、何1つ知らないわけで。
シーサーとの区別すら付きませんもの。
まぁ。
ちなみに、『心臓ランク』を判定するオバケ屋敷で、『絶対に怖くない!』と胸を張って乗り込んだガイハさん、結果は無残にも『ノミの心臓』。
誰よりもビビリでした。
”内臓疾患”という事にしておいて下さい。
肝辺りが。
・2008年11月某日。
『テンサラバサラ』ライブ後。
G『久しぶりに飲みたいね。』
B『それじゃ来月、忘年会としますか!』
G『じゃあ15日で!』
・12月14日。
前日になっても、一向に連絡無し。
誰もが忙しい師走、バンド活動を行っていれば尚更の事。
おそらく、都合が悪くなってしまったのでしょう。
という訳で、メールを入れる事無く断念。
・2009年1月07日
再びライブ後。
ぴ『そういや、この前の忘年会どうなったの?』
G『連絡無かったよね。』
B『そうだね。』
ぴ『えっ!?てか連絡待ってたんですけど!?』
G『同じく!』
B『そうだな。』
P『むしろ誰か気付いて、動こうとしないわけ?』
G『そういうぴっぴがやりなよ。』
P『あん?おまえがやれよ!』
G『ぴっぴでしょ!』
いつもながらに、低次元の言い争い。
結局、
B『まっそんな時もありますよー。代わりに新年会としましょうか。』
こちらも例の如く、飄々と取り次ぐBenBen。
とどのつまり、誰ひとりとしてまとめ役にならないのでした。
・ 1月26日
前回の過ちを繰り返す事の無い様、前日に確認メール。
『明日、19時前に薬師集合で!』
さっそくBenBenからレス。
『ラジャー。』
ところが、一向に音沙汰の無いぴっぴ。
まさか、いや大丈夫。
彼はいざという時はやる男。
念の為、パソコンにもメッセージを送り、翌日に備えました。
・1月27日
"予想通り"時間になっても現れないふたり。
もしやもしや…
一抹の不安が頭を過ったその時、足音と共に聞き覚えのある声。
B『なんとか、間に合ったー!』
よかったこれで、おひとり様は免れる!
お酒飲むのも ひとりー
夢を見るのも ひとりー
つぐなう愛など無いっ!
G『…ぴっぴさんは?連絡来た?』
B『知らね。忘れてるんじゃね?』
G『まっいいか。』
遅刻者は放置して『Yellow Fish』へ。
ビールで乾杯。
案の定、『鳥唐』をつまみにゲーム話。
程よく酔ってきたところで
G『本当に忘れてるみたいだね。』
B『家かもな。』
G『仕方ない…電話してみよう。』
すると
P『えーーー今日流れたんじゃなかったのー!?』
本当に自宅でした。
さらに
P『つーか、昨日メール入れたら返事無かった
じゃんか!!』
ついには責任転嫁。
G『いつメールしたの?』
P『夜中だよ!』
携帯確認。
もちろん、そのようなメールを受け取った履歴はありません。
G『無いよ。』
P『嘘だ!』
G『てか、返事ないからパソコンにも送ってるよ!』
P『はっ!?無いよ!』
G『送ったよ!』
P『来てる筈が…あっっ~!!』
G『ほらぴっぴ!どういう事だ!』
P『違うんだ!待て!つーか、俺がメール送って何で届いてないんだ!』
G『知らん!うちら相性悪いからねぇ。』
またも喧嘩。
こちらも相変わらずでした。
1時間後、本人到着。
P『本当、君の携帯はどうかしてるぜ。』
G『ぴっぴのほうがね!』
P『じゃあ今から送ってみるからな!』
…
…
届かず。
やはり相性は最悪でした。
P『ほら君の携帯が悪い!』
G『そっちだ!』
P『じゃあ卵食え!』
G『嫌だね!それなら海老だ!ほらっ!』
…
…
収集不可能。
そんなこんなで、終電近くまで呑み解散。
全て怖いくらい"普段通り"。
やはり『半サバ会』に進歩は望めないのかも知れません。
はたして次回は、無事待ち合わせが出来、さらに喧嘩もゲーム話もせず、鳥唐抜きで記憶に残るお酒を楽しむ事が出来るのでしょうか。
…無理ですね。
残念でした。