米オハイオ州ミドルトンで18歳の男が、母校の購入番号を悪用してオンラインで3万7000ドル(約330万円)相当のキャンディーを注文、その支払いを学校に押し付けようとして逮捕された今日この頃、皆さん友人名義で大量のピザを注文されてませんか?
ミドルトン・ハイスクールの卒業生である男は、ミシガンに拠点を置く『グッディーズ・ファクトリー』に数千個のぺろぺろキャンディーを注文したのだそう。
バレンタインのプレゼントのつもりだったのでしょうか。
代金引換で。
なかなか効率的な手段ですね。
この先、同じ手口での『義理チョコ』が流行るのではないでしょうか。
朝、職場や学校のデスクの上に”伝票付き”の小さな袋。
ホワイトデイ代わりにその場で現金還元。
さらに手作りの金額は自己設定。
『これで1万!?詐欺じゃないか!!』
嘆く男たち。
1年に1度の”稼ぎ”の為に、パティシェ修行に出る女性が増えるかも知れません。
それにしても、こんな打算的なイベントはいっそ廃止にすべきですよ。
そもそもチョコレートなどという甘ったるいお菓子を、男が食べるものでは…
食べ…
…
食べたい!
スウィーツ!
というわけで、バレンタインやクリスマスに特別なこだわりはございませんので、いつでも24時間お待ちしております。
お代は義理の気持ちで。はい。
■蘇民祭 岩手の奇祭、今年は静かに熱く
裸の男衆が麻で作られた蘇民袋を奪い合い、無病息災などを願う岩手県奥州市の奇祭「黒石寺蘇民祭(こくせきじ・そみんさい)」が1日夜から2日明け方にかけて、同寺境内で繰り広げられた。
年のテーマは「静」で、ポスターには雪が舞う同寺本堂の写真を採用した。取材陣は昨年より減ったものの、奥州市によると、今年も在京の民放キー局など23社の64人が詰め掛けた。
同祭は、神に守られ疫病を退散させたという蘇民将来の逸話が基になっている。
1日午後10時、氷点下2度の中、下帯姿の男衆110人が、寺近くの川でお清めの水をかぶって祭りがスタート。
祭のクライマックスである蘇民袋の争奪戦が始まったのは2日午前5時ごろ。体から湯気を立ち上らせた下帯姿の男たちが「ジャッソウ、ジャッソウ」の掛け声を上げながら、蘇民袋と袋に入った小間木(こまぎ)と呼ばれる護符を求めて激しくもみ合った。
【毎日新聞】
無事、開催されました。
露(あらわ)の男たち舞う『蘇民祭2009(※1)』。
『胸毛反対!』
と『全国4枚刃推進委員』や『それでも薄毛を愛す会』の方々から多大なるバッシングを受けた影響により、今年はポスターだけでも"大人しさ"を演出。
そして本番で、"仮面を剥いで"大騒ぎ…
の予定が、写真やニュースを見る限り、予告通りしめやかに行われてしまった様子。
これでは唯の裸祭。
見ようによっては、野性味溢れる男たちの求愛のラブダンスではありませんか!
しかし気になるのが、『蘇民袋』と『小間木』の存在。
この宝に全ての答えが潜んでいるに違いありません。
おそらく、木を受け取った者は1年もの間、その自慢の胸毛は小金色に輝き、来年の"本祭"で神へと崇められるのでしょう!
言わば今年の祭は、来年への布石。
2010年は大暴れの年となりそうです。
さらに、ルーツは『悔過祭(けかさい)』。
過ちを反省し、裸になって供養を受けるという意味が込められているのだそう。
という事は、祭に参加する村民たちは皆、何かしら後ろめたい罪を秘めているという事。
盗み。
暴力。
男同士の過ち。
生きててごめんなさい。
そんなところに違いありません!
そして、『宝』を手に出来る者は"本物の悪"。
つまり、暗黒騎士セシルがパラディンになった様に、血も涙も無い極悪人こそが、聖人となる資格を持ち合わせている事を意味しています。
昨年、『動』の祭で『黄金の民』が誕生すると同時に、『次こそは俺だ!』と来年に向けて大犯罪。
ジャッソー!ジャッソー!強盗だ!
ジャッソー!ジャッソー!振込め詐欺!
ジャッソー!ジャッソー!殺人未遂!
ジャッソー!ジャッソー!裸にコート!
壊滅でんがな。
ちなみに、テレビ報道では民放のアナウンサーが、緩んだふんどしにひょろひょろの身体を震わせてながら、強制的に参加させられていました。
おそらく安藤優子の差し金。
彼もまた、存在が過ちだったのでしょうか。
何はともはれ、次は"本番"。
来年に向けて、肉体改造に励みたいと思います。ええ。
※1…詳しくは1月14日『猛者たちのイースター』参照。